凛とした立ち姿 松本市笹賀小俣にて 撮影121008
■ この火の見櫓を取り上げるのは2回目。
今回は銘板に注目。
「小俣消防団警鐘樓 竣工 昭和三十三年十二月六日」と読める。寄付者の名前が並び、最後に「施行 児島鉄工所 古川鉄工所」とある。書体の異なる刻字で平成四年三月二十八日改築と左端にある。
言うまでもないことだが、火の見櫓の建設には多くの人たちが関わっている。どこに建てるか、建設費用をどうするかなど、いろんなことを話し合って決めたのだろう。
火の見櫓が集落のランドマークであることは言を俟たないが、そこに暮らす人びとの絆の証しとも言える。
2950