透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 東屋になった火の見櫓

2012-10-12 | A 火の見櫓っておもしろい



 市民タイムスは長野県の中信地方のローカル紙です。先日(10月10日)、同紙に「火の見やぐら 公園で〝余生〟」という大きな見出しの記事が掲載されました(写真)。ライバル紙・タウン情報の記事を意識したわけではないでしょうが・・・(笑)。

このように火の見櫓が取り上げられると、読者の皆さんに関心を持っていただけると思いますから、ヤグラーとしては大変ありがたいです。

山形村には確か6分団ありますが、何年か前に既に建て替えられた1分団を除き、すべての分団詰所の建て替えと詰所に隣接する火の見櫓の解体撤去が進められています。

中大池分団は今年の3月に新しい詰所が完成しました。それに伴って古い詰所と共に火の見櫓も取り壊される予定だったのですが、シンボル的な存在だった火の見櫓だから残そうということになって、東屋として有効活用することにしたとのことです。ここまでは私も知っていました。

事業費の約50万円を区費でまかない、区の役員が作業にあたり、資材の一部を分団OBらが提供し、住民が塗装などを手伝ったということを記事が伝えていますが、このようなことについては知りませんでした。できれば私も関係者に伺ってこのくらいの内容については調べたいと思うのですが、これがなかなかできません・・・。

→ 過去ログ


東屋になった火の見櫓と取り壊された中大池分団の詰所


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