透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

349~355 北杜市の火の見櫓 その1

2012-10-07 | A 火の見櫓っておもしろい

ヤグラ―な休日

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北杜市小渕沢町宮久保

神社の境内に立つ火の見櫓。見張り台に設置されているスピーカーの向きがおかしいとかで、祭典で集まっていた年配の男性のうちのひとりががするすると登っていって、直していた。


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北杜市小渕沢町宮久保

さてこれは櫓か梯子か・・・。これは控え柱付きの梯子とみる。このような簡易な火の見梯子を何基か見かけた。


車で移動していると、後続車があって停車できなかったり、適当な空地が無かったりで仕方無くスルーしてしまうことも少なくない。



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北杜市小淵沢町滝の前

これも控え柱付きの梯子。従ってこれは火の見梯子。簡素なつくりだが半鐘は立派。


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北杜市小淵沢町滝の前

逓減率が大きく安定感のある火の見櫓。脚部のアーチが美しい。


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北杜市小淵沢町島屋敷

山梨にもがに股の火の見櫓が立っていた! 下に倉庫を造る予定でもあったのだろうか。そうでないとすればこのような構造的に不利な形になぜしたのか、その理由がわからない。

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屋根のくだり棟の先についている飾りはくるりんと巻いている蕨手ではない。さてと、この飾りの名前はなんだろう・・・。


北杜市小淵沢町松向


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すっきりとした印象の火の見櫓。脇道から国道20号線へ戻る途中で出会った。


北杜市長坂町日野


 ■ 電車で上京する際、窓外を流れる風景に火の見櫓を探す。山梨の長坂駅あたりにも火の見櫓を何基か見つけている。この辺りからは晴れていれば富士山が見える。いつか富士山をバックに火の見櫓の写真を撮りたいと思う。富士には月見草だけでなく、火の見もよく似合うだろう。

コンデジと略すようだが、胸のポケットに収まるコンパクトなデジタルカメラを今は使っているが、デジイチ(デジタル一眼レフカメラ)を手に入れてきちんと三脚を立てて撮りたいと思う。これが当面の夢。


 


356 北杜市の火の見櫓 その2

2012-10-07 | A 火の見櫓っておもしろい

鉄分補給

■ 鉄分補給といっても私の場合もちろん鉄道ではなく火の見櫓。いままで見たことがない形の火の見櫓に遭遇した。こんなのが立っているのだから火の見櫓巡りはやめられない。


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北杜市長坂町下日野

以前、電車の窓から一瞬だけヴォールト状(かまぼこ形)の屋根の火の見櫓を見たことがあった。実際に目の当たりにして、感激した。

火の見櫓のデザインは多様だ。


 


357 北杜市の火の見櫓 その3

2012-10-07 | A 火の見櫓っておもしろい

ふかんしょう

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蔵と火の見櫓の図

この場合、ふかんしょうは不感症ではなくて俯瞰症。上から見下ろしてみたくなるという厄介な症状。めったに解消することはできない。


 
北杜市白州花水

しばらく前に、プロの撮り鉄がレンタカーで九州各地を巡り、いろんなシーンの写真を撮るところを紹介するテレビ番組を見た。山の斜面からずっと下の線路を走る列車を望遠で撮るところが紹介された。その時、撮り鉄には俯瞰症ってあるんですよとカメラマン氏が言っていた。なるほど俯瞰症か、と思った。

火の見櫓を俯瞰できることはめったにない。この火の見櫓はなぜ上の段に建てなかったのだろう・・・。


 


358~361 北杜市の火の見櫓 その4

2012-10-07 | A 火の見櫓っておもしろい

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北杜市白州町白州下

寄付者を載せた銘板が取り付けられていた。昭和33年4月竣工だと分かった。


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火の見梯子。モダンな印象のアイアンワーク。道路側を登り、半円形のところに体を預けて半鐘を右手で叩く。後方に防災無線のコンクリート柱が立っている。


北杜市白州町白州下


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北杜市白州町白州下

屋根や見張り台の手すりの繊細な造形がなかなか美しい。半鐘と同じくらいの大きさのスピーカーが取り付けられているのは残念。防災無線用のアンテナも設置されている。こうして新しい機能を得て生き延びている火の見櫓も多いから、仕方がないか・・・。


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なかなか美しいフォルムの櫓だ。脚部に銘板と消防信号板が付いている。


北杜市白州町前沢

この火の見櫓にも上の白州下のものと同様に防災無線のスピーカーとアンテナが設置されている。屋根や手すりのデザインは異なっている。


 


362 363 北杜市の火の見櫓 その5

2012-10-07 | A 火の見櫓っておもしろい


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倉庫の扉についている銘板で昭和6年の建設だと分かった。随分古くから立っている火の見櫓だ。



脚が倉庫を貫通している。山梨にも貫通(漢字変換ミスをしないように・・・)ものがあった!


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北杜市白州町鳳来 昭和36年建設

鉄筋コンクリート造の倉庫を跨ぐ火の見櫓。メンテナンスがよく、櫓に錆がない。