■ 楡 周平。宝島社文庫で『Cの福音』を読んだのは2001年のこと。日本の作家でこんなにスケールが大きくておもしろい作品を書く人がいるのか、とすっかり魅せられ、宝島社文庫で出るたびに読んでいた。大沢在昌とも違う、北方謙三とも違う、男くさい作品の魅力・・・。過去ログ ←
先日久しぶりにこの作家の作品を手にした。『虚空の冠』新潮文庫。川上弘美も小川洋子もいいけれど、たまにはガッツリ肉食系小説(ってどんな小説?)を読むのもいい。
このところ多忙で、帰宅するのが毎日遅く、読書時間もあまりとれないが、そこは隙間時間読書。上下2巻の長編を読もう。