944 茅野市玉川の火の見櫓 4脚6〇型 撮影日180107
■ なかなか美しいフォルムの櫓だ。
見張り台に比して屋根が小さい。見張り台にも踊り場にも半鐘が無いのは残念。
踊り場の垂直構面に逆U形の部材を使っている。身を乗り出して半鐘を叩くのに支障がある1面だけ逆U形の部材で、他の3面はブレースもよかったはずだが、見た目はこの方が好ましい。踊り場の床面は半分しかつくっていない。梯子の切り替えという機能上はこれで支障ないが、全面的に床があった方が、恐怖感が和らぐはず。
944 茅野市玉川の火の見櫓 4脚6〇型 撮影日180107
■ なかなか美しいフォルムの櫓だ。
見張り台に比して屋根が小さい。見張り台にも踊り場にも半鐘が無いのは残念。
踊り場の垂直構面に逆U形の部材を使っている。身を乗り出して半鐘を叩くのに支障がある1面だけ逆U形の部材で、他の3面はブレースもよかったはずだが、見た目はこの方が好ましい。踊り場の床面は半分しかつくっていない。梯子の切り替えという機能上はこれで支障ないが、全面的に床があった方が、恐怖感が和らぐはず。
(再) 撮影日180107 4脚44型(鋼管柱)
鋼管柱に角型鋼管の横架材、鋼管ブレースを溶接接合した火の見櫓
■ 昭和30年代に建設された火の見櫓と比べてずいぶん物々しい構造だ。このくらいの構造にしないと、構造上の安全性を示すことが難しいのかもしれない。
■ 茅野市・原村・富士見町で今年初の火の見櫓巡りをしてきた。もし東京に住んでいたなら谷中七福神巡りをしていたかもしれない。既に見ている火の見櫓を含めて22基見てきた。本稿以下、見てきた火の見櫓を掲載する。
茅野市玉川の火の見櫓
― 撮影日180107 4脚6〇型 1961年(昭和36年)5月竣工
「谷中七福神」
・東覚寺(福禄寿)
・青雲時(恵比寿)
・修性院(布袋)
・天王寺(毘沙門天)
・長安寺(寿老人)
・護国院(大黒天)
・不忍池弁天堂(弁財天)
※元日から10日まで期間限定