透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

正月のランドマーク 御柱

2018-01-16 | A あれこれ


塩尻市片丘 御柱 撮影日180116

 正月限定のランドマーク・御柱は歳神様のためのもの。歳神様はこの御柱を依り代に降臨するといわれる(と何回書いたことか)。更に御柱は歳神様用の階段とも言われているそうだ。

市民タイムスに掲載された記事(*1)には**柱は何の用かと言ふに、つまりは一尺でも天に近くする為で、即ち神霊用の梯子である(『神樹篇』)という柳田国男の説も紹介されている。



厄病神は色鮮やかな飾りを好まないので、綺麗な御柱を敬遠して降りて来ないという。




*1 平成28年12月18日付市民タイムス 「道祖神の御柱 天に掛ける梯子 歳神招く」浜野安則


新書誕生80年

2018-01-16 | A 読書日記



■ 昨日15日の信濃毎日新聞朝刊の文化面に「新書 80歳」という見出しの記事が掲載されていた。

1938年(昭和13年)の11月に岩波新書が創刊されて、今年で80年になるという。記事にはビジュアルな年表も載っている。おそらくこれからも一番お世話になるのは新書、代表的な新書の創刊年をメモしておこう。

1938年 岩波新書 
1962年 中公新書
1963年 ブルーバックス(講談社)*1
1964年 講談社現代新書


1994年 ちくま新書
1998年 文春新書
2001年 光文社新書
2003年 新潮新書



**現代を自らの眼で見つめようとする、逞しい知的な読者の活力となることを欲している。**

これは上掲したどの新書の創刊のことばでしょうか? 


*1 記事には掲載されていないけれど、ブルーバックスも記録しておきたい。 



 中公新書です。