透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

「オクトパシー」

2018-07-29 | E 週末には映画を観よう

週末には映画を見よう

■ 007シリーズ「オクトパシー」をレンタルDVDで観た。オクトパシーを英単語で表記すれば、このタイトルの別の卑猥な意味が分かるが上品なブログ故、控える。いや載せる、「OCTOPUSSY」。

ドイツのベルリン(まだ「壁」が撤去される前のこと)のアメリカ空軍基地で行われているサーカスで、人間ロケットの発射装置に本物の核爆弾をセットして爆発させようと考えたソ連の軍人・オルロフの陰謀。アメリカ空軍基地で起きた核爆発なら、ソ連の軍人が仕掛けたなど疑われることは無い。彼はこれをきっかけにヨーロッパ支配を目論む強硬派の将軍。

彼はインドの王族・カマルと手を組んで、クレムリンの宝石を偽物とすり替えてバレないように偽装し、本物をサーカスを隠れ蓑に密かに西側に流していた。サーカスを主宰するのがカマルの愛人・マグダで、今回のボンド・ガール(以上、間違っていないと思うが・・・)。

ハラハラ・ドキドキは小型飛行機をボンドが馬で追いかけて離陸する瞬間に乗り移り、空中で格闘するシーンや列車の屋根の上でのアクション。でもピエロのボンド、ヒッチハイクするボンド、観光船に助けられるボンド、今回は情けないボンドという印象の方が強く・・・。で、結局これってB級コメディという評価。ラストのは今回も船上。