■ 前稿で取り上げた火の見櫓(1288 松本市和田)の双盤形の半鐘の取り付け高さに関する疑問
踊り場の床面から40cmくらいの高さのところに双盤形の半鐘を取り付けてあるが、この位置でどうやって叩くのだろう。
この疑問についてS氏(*1)が見解を示してくれた。それは、スズランのような形の一般的な半鐘はピッチャーがオーバーハンドで投げるようなフォームの打ち方をするが、この双盤の場合、アンダーハンドで投げるような打ち方をするというもの。
なるほど、確かに太鼓でも両方の打ち方がある。
だが・・・、写真で分かるが、右手でアンダーハンドスローのような打ち方をしようとすると、梯子が邪魔になるだろうし、ちょうど立つことになりそうな位置に開口がある。S氏から説明されたときは、なるほど!と思ったけれど、どうも違うような気がする。
解けない疑問・・・。
*1 豊科のBWCLのオーナー