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■ 3月の読了本は9冊。
①『「廃炉」という幻想 福島第一原発、本当の物語』吉野 実(光文社新書2022年)
メルトダウンで溶けた燃料デブリは未だ取り出す方法すら見つかっていない。やはり廃炉は幻想なのか・・・。
②『宇宙は数式でできている なぜ世界は物理法則に支配されているのか』須藤 靖(朝日新書2022年)
10の-30乗という微視的世界から10の30乗という巨視的世界にわたり広がる世界は全て法則に支配されている。
③『鉄道趣味人の世界 ゆりかごから墓場まで』池口英司(交通新聞社新書2022年)
読み鉄とも言えないが、鉄道関連本好きな私には巻末の「未来へ伝えたい鉄道書100」はありがたい。
④『探求する精神 職業としての基礎科学』大栗博司(幻冬舎新書2021年)
世界的知性の半生記。
⑤『重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る』大栗博司(幻冬舎新書2012年)
量子力学で扱う超微視的な世界から相対論が扱う宇宙、超巨視的世界を統一的に扱う超弦理論。理解力皆無の私にはイメージすらできない難解な世界・・・。
⑥『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②』今村翔吾(祥伝社文庫2017年)
時代小説を読みながら知る江戸の火消事情。
⑦『和辻哲郎 建築と風土』三嶋輝夫(ちくま新書2022年)
和辻哲郎の建築論を読み解く。
⑧『森林で日本は蘇る 林業の瓦解を食い止めよ』白井裕子(新潮新書2021年)
日本の残念な林業事情を知る。
⑨『ざんねんな食べ物事典』東海林さだお(文春文庫2021年)
ユニークな目の付けどころ、思いがけない話しの展開。
2022.04.01