棲息地:朝日村のそば店「ふじもり」の障子の額 撮影日140208
■ この国から消えていくものは様々ありますが、住宅の和室もそのひとつでしょう。まだ絶滅危惧空間ではないかもしれませんが・・・。従って和室を構成する要素の床の間、たたみ、襖、障子なども消えつつあるということなのでしょう。こんな状況ですから、普段この写真のような額付障子を目にする機会はあまりないでしょうね。このような額付障子は戦後あまり使わなくなった、という事情もありますから尚更でしょう。
朝日村にあるそば屋さん『ふじもり』まで出かけてきました。店内にこの障子がありました。『ふじもり』は古民家を改修した店ですから、このような障子をわざわざ使ったのでしょう。梅にうぐいすという春の図がすりガラスに描かれています。
寒さ厳しい日々、春が待ち遠しいです。梅が咲き、うぐいすが啼く春が早く来ますように・・・。