1401 松本市梓川梓 梓川中学校の近く 火の見梯子変形型 撮影日2022.11.11
■ 松本市梓川、旧梓川村にはこのような変形タイプがあることは以前から知っていたが、実際に見たのは最近のこと。まだこのタイプが残っていてよかった。アルファベットのAのような形をしているが支柱が2本で、踏桟を架けてあるから梯子。
正面から見て左側の支柱に手すりが付けてあるが形が実に好い。下端も上端のような形にするのが一般的だと思うが、そうしないで、支柱に沿わせて下に伸ばしてある。
半鐘まで錆びてしまっている。縞鋼板(チェッカープレート)をへの字形に曲げて半鐘の屋根にしている。縞鋼板の縞々は滑り止めのために表面につけた凹凸。側溝などの蓋として使われる。半鐘用の小屋根があるとうれしい。
火の見櫓って大きさも形も様々ですねぇ。
みんな頑張ってきてくれたんだと思うと愛おしいですね。