■ 初詣の善光寺でお札を、その帰路で八幡屋磯五郎本店で七味唐辛子を買い求めた。よく知られたデザイン(左)ではなく、長野市芸術館の開館を記念する「2016年イヤーモデル芸術缶」が欲しかった。
パッケージには**竣工から五十年、惜しまれつつ幕を下ろした〈長野市民会館〉のその地に、二〇一六年、新しく〈長野市芸術館〉が開館します。長野市芸術館は、新市役所との複合施設で、音楽を主目的とした1300席の〈メインホール〉、音楽専用300席の〈リサイタルホール〉、平土間ボックス型小劇場の〈アクトスペース〉、三つの専門性の高いホールに加え、各種練習室等、市民の芸術活動を支援する部門を備えています。**という簡にして要を得た説明文が付いている。
長野市芸術館の設計者は槇 文彦さん。槇さんは新国立競技場のザハ・ハディドの未来的なデザインに異を唱えたことで知られてもいる。過去ログ
昨年末、新しい長野市芸術館の見学会があったが、残念ながら参加できなかったから、まだ外観すら見ていない・・・。槇さんはモダニストだから、その場所の歴史的・地理的な文脈を意識した建築を期待するのは無理。知的で美しい建築が完成しているだろう。敷地が狭いということが気になるが・・・。
昨年も一昨年もクラシックを聴きたいと思っていながら、果たせなかった。今年は槇さんの長野でも、伊東さんの松本でも、柳沢さんの上田でもどこでもいいから聴きたい、いや聴く。
長野市民会館 過去ログ
2016年イヤーモデル芸術缶 420円