778 信濃町穂波 撮影日170427
■ 信濃町はこのくらいにして飯綱町へ移動しようとカーナビの目的地を飯綱町役場に設定した。カーナビの女性の優しい声に素直に従って国道18号を走行していて、この火の見櫓に気がついた。我が火の見センサー、感度ますます良好なり。
ラチス構造の細身の火の見櫓だ。しばらく見ていてふと思った。「え、どうやって登る?」 この手の櫓は1面が梯子になっているものだが、この櫓には梯子が無い! 櫓のてっぺんの足場(見張り台とは敢えて書かない)までどうやって登るんだろう・・・。斜めのラチス材に足を掛けて登る? まさか。
よく見ると両側の電柱と同じよう柱にステップボルトが付いている。このボルトを使って登り降りするのか。
電柱の場合、日常的に登り降りするわけではなく、保守点検の時だけだからステップボルトでもいいだろう。でも、火の見櫓は日常的に昇り降りすることを前提とした設えにしなければならないはず。両者、頻度が全く違うのに同じ方法が採られているというのは、いかがなものか。