透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1266 辰野町上島の火の見櫓

2021-02-11 | A 火の見櫓っておもしろい


1266 上伊那郡辰野町上島 4脚44型 撮影日2021.02.11

 辰野町上島、国道153号沿いの西側にある集落内の狭い生活道路脇に立つ火の見櫓。道路脇という立地の火の見櫓は8割を超える。



櫓の上方への逓減の様子が実に良く、美形。だが、残念ながら脚部に難がある。正面以外は櫓の構造がそのまま地面まで達していて脚が無いのだから。脚が無いのにタイプ分けでは「4脚」としているのはいかがなものか・・・。4無44型とでも表記するか。これは櫓は4角形、脚は無し、屋根と見張り台は4角形の意味。







踊り場に吊り下げられていた半鐘は撤去され、ヘの字形の屋根(切妻屋根)だけが残されている。腕木と屋根棟が直交しているが、この向きは珍しい、と思う。


 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。