歌人の窪田空穂記念館から本棟づくりの生家を見る。
窪田空穂の生家から記念館を見る。生家に呼応する切妻のデザイン。
■ 菱形の骨組み、木造でこれはないだろうという批判的なコメントを雑誌で読んだ記憶がある。主要部材は垂直と水平に使う、木造とはそういうものだという認識からすれば、確かにこれはない。が、別に常識にとらわれることもないだろう。自由な発想こそ創造の源ではないか。でも構造的に成立するんだろうか、と視覚的な不安を覚えることも事実。
窪田空穂記念館 設計/柳澤孝彦(東京都現代美術館、中川一政美術館などを設計)