透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見櫓の建設年判明

2025-01-14 | A 火の見櫓っておもしろい

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△この写真のみ友人提供

 長野県朝日村の西洗馬区で長年保管されていた諸々の書類が西洗馬防災センターで12日から3日間公開された。西洗馬区内の5基の火の見櫓の建設に関する記録があるだろうと、出かけて「記録簿」を閲覧した。

5基の内の1基、中組の火の見櫓は昭和30年の8月に建設されたことが分かっていた。契約書の写しと竣工時の記念写真が手元にあるので。おそらく他の4基も同時期に建設されただろうと予測して、昭和30年6月から昭和34年10月までの記録簿を読み進めた。5基全ての記録があった。



   
中組地区の火の見櫓 建設年月:昭和30年8月(撤去され、現存しない)
昭和30年の記録(画像を加工して名前を消去した)八月一日 警鐘楼起工式とある。八月十二日 落成式という記録もあった。


  
上組(左)と原新田(右)の火の見櫓 建設年月:昭和31年8月




 
三ヶ組の火の見櫓 建設年月:昭和32年6月

六月十三日 警鐘楼地鎮祭 三ヶ組警鐘楼地鎮祭へ区長及地区部落長参列する
六月十六日 警鐘楼落成式 午后二時より三ヶ組警鐘楼落成式に区長参列する


 
下組(下洗馬)の火の見櫓 建設年月:昭和33年3月


建設費用に関する記録もあったが、ここでは省略する。

記録って大事だな、と改めて思う。


 


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