透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

スケッチの練習

2013-11-02 | A あれこれ



 先日画材店に行く機会があり、小型のスケッチブックとペン(写真)を買い求めた。京都・奈良旅行では風景や街並み、建築、仏像などを写真に撮るだけでなく、スケッチをしようと思って。

下描きを鉛筆で描くと線の太さや表情を変えることができて具合がいい。気に入らないと消すこともできるから、便利だ。だが、いままで敢えて修正できないペンを使い、彩色には水彩絵の具を使ってきた。

今回人生の節目のお祝に同僚からプレゼントされた色鉛筆を使ってみたが風景スケッチに色鉛筆を使ったことがあまりないから、どうのような描法にしたらよいのか分からない。この絵は全体にぱさついた感じで好ましくない。季節はいつであれ、日本の風景の特徴は「水っぽさ」にある。乾いた風景ではないのだ。その表情を表現するのにこの描法は向かない・・・。やはり水彩絵の具でさらっと彩色する方法が好ましい。

でも旅行に絵の具など持って行く気にはならない。ならば風景をあきらめて街並みや建築を画題にするか。待てよ、ペンと色鉛筆10色くらいで「水っぽい風景」を描くことはできないだろうか・・・。

そのためにはこのスケッチのような細切れの線ではだめだ。ペンでなめらかな線を引くのは難しい。だが、できないことはないだろう。色鉛筆でもっとラフに太い線を引くこともできる。今度試してみよう・・・。


 


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