『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

姪との一日

2010年08月24日 | Weblog
今日の午前中、隣に座っている女性(僕の秘書みたいな事をしてくれている)に
携帯電話が鳴っていると言われて取ってみたら、お袋と同居している姪から電話が入っていた。
やっぱり、歳と共に耳が悪くなっているのか?
それとも携帯電話なんて意識していないから気がつかないのか?
いずれにせよ、彼女に言われなければ夕方まで気がつかなかった。

で、電話をかけ直してみたら電話の向こうで姪が泣いている。
どうやら、お袋が気を失って顔を叩いても目を覚まさないらしく
『おばあちゃんが....、おばあちゃんが死んじゃうよぉ』と、
それ以上日本語を話せないほど、普段は滅多に泣くことが無い姪が、パニック状態に陥っている。
僕は急遽、スケジュールを確認して帰宅することにした。
会社を出て、タクシーを拾って駅まで行き、幸いなことに特別快速電車に乗れて
会社を出て三鷹に到着するまで30分程度と早かった。
自転車で自宅へ戻り、嫁さんがキョトンとしている間に、すぐさま車を出して
荻窪の実家に向かった。

会社を出て、一時間ちょっと。
この間、姪は仕事を休んでお袋の傍にいてくれた。
何とか立たせて、車に乗せて新宿の東京女子医大までお袋を連れて行った。
担当医は居なかったが、婦人科の先生に診てもらって、
2度ほど痙攣らしき症状があって、その間の事は本人が全く覚えていない事を伝え
血液監査をした後に、脳神経外科に回してもらってCTスキャンで脳の断層写真を撮った。

案の定、結果はこれといった問題が見つからない。
でも、痙攣した時に舌を噛んだ形跡が有る事を脳神経科の医者が見つけ
とにかく体力回復のために、点滴を打つ事になった。
体力が回復するまで、病院へ入院できないかと相談したら
地元の荻窪にある城西病院へ行って、点滴後に一晩預かってもらうことになった。

僕は夕方から、人と逢う約束のため1時間ほど外出。
姪は実家に帰って、お袋の入院用の道具を持って行って帰って来た。
僕がもう一度実家に戻る時、電話をしたら食事をしていないというので
姪の好きそうな御飯と、サラダを見繕って実家に到着。

2人で色んな話をしながら、ふと数年前に僕の祖母が
亡くなる前に入院した時の事を思い出した。
その時はお袋も入院していて、祖母の面倒を診ていたのが去年結婚した姪。
何だか、また同じ事をやっている。
でも、自分の娘ではないが親元を離れて実家で生活する姪と過ごす時間は
何だか、不思議な時間となって僕の思い出となって刻まれている気がする。
本当は自分の娘だったら・・・なんて、思うことの方が多いのかな・・・?

しかし、今後のお袋の事を考えると、ちょっと頭が痛くなる。
子供の頃からずっと一緒に暮らしてきた大好きなお袋だけに、何だかちょっと辛い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする