この間の土曜日に相方と高円寺で練習した後、近くにある
『炎の雫』 http://honoonoshizuku.jimdo.com/
というお店へ、行ってきました。
先月の日記に書いたとおり、僕がこのお店のご主人水野さんの人柄を
好きになっちゃって(おホモではありません)、話をするのが楽しみで
相方にも紹介しようと、連れていったのです。
その他にも、高円寺にはゆっくりコーヒーを飲みながら煙草を吸える店が
少なくて、僕にしてみれば非の打ちどころのないお店を見つけたっていう感じ。
水野さんは僕が20代に、仲間と運営していたライブハウス
『モンド』に、ミュージシャンとして出演したこともあるうえに、
その当時売り出し中でえ、僕らがスタッフをやっていた
『森田童子』のサポートでギターを担当していたという経歴があって
という事は、かなり高い確率で数回は遭遇していただろうと・・・・
まぁ、このあたりは先月の日記にも書いた事。
水野さんと話すことと言ったら、まずはギターの話。
水野さんは古い良いギターを何本も持っていて、その一つが
店の入り口にぶら下げてあるある『ハープトーン』。
このギター、今は殆ど見なくなったけれど、良い音してました。
その他にフェンダーのテレキャスターやギブソンのレスポールカスタム。
話を聞くと、どれも逸話がある楽器みたいで、その話が楽しい。
店でかける音楽がCDではなく、レコードなのも良いですね。
それも、70年代の8ビートのロックだったり…
日本人が出来ないロックのリズムとか、そういう話も飛び交う。
水野さんの音楽志向は凄く幅広いけれど、僕と共通点が多いのも楽しいところ。
デイブ・メイスンのライブ『情念』は傑作だとか、僕の好きなウェストコーストの音楽や、
サザンロックなども、同じような時代を過ごしてきたせいなのか?
共通した話題が多いのも、楽しい部分。
『レス・デューディック』や『リトル・リバーバンド』なども聞かせて貰い
なんだか嬉しくなっちゃうお店なのであります。
でも、久し振りにレコードを聴いていて思ったことは、やっぱりレコードは
音が優しいというか、不必要な音の厚みがないから聞いていて心地よい。
デジタル音源だと、アナログと違ってサンプリングしてスカスカの所を
埋めちゃうんだろうなぁ・・・・なんて話をしながら、時間が過ぎる。
こう云うお店が、身近にあるのが凄くうれしいです。
今月の22日に、水野さんが演奏するらしいので、時間の都合がついたら
聴きに行こうかと思ってます。
なんせ、ママチャリで行ける距離ですから・・・・