明日で今年の業務は終わりです。
と言っても、何も仕事がなかった1年でした。
『仕事が無い』というと、そんな馬鹿な・・・・って言う人が居るけど
会社という組織で、勝手に仕事を作るなんて不可能。
今年、母校と共同でやった仕事でさえ、本社の常務が後ろに居て
後押ししてくれたから出来た仕事。
それでも実際には、休暇を使って表面上は『仕事』では無い。
挙句の果てに、その内容を報告会で披露したところ、
子会社の阿呆な取締役が『本社の仕事をやってるのか?』と
レベルの低いことを、大勢の前で口にする。
つまりは、上から指示の出ない限り、仕事は無いのです。
結果的に、僕を無視し続けるリーダーが僕を干しにかかっていると
僕だけでなく、僕についている若手までが感じるようになる。
その若手。
リーダーが仕事を抱えてしまい、解りもしないから若手に振る。
振られた若手にすれば、僕に相談するしかないのだが、
僕に対するリーダーの対応を見ているから、表面上はそうできない。
僕も上から指示や相談が来ていないなら、表面上は動かない。
相手が干そうとしているのだから、意地でも僕からは動かないのです。
間に挟まれて可愛そうなのは若手。
なので、僕を無視して上の言うとおりにやれと突き放す。
若手は、仕事のアプローチ自体に疑問を感じているから、身が入らない。
こんな悪循環がずっと続いているのです。
唯一、上から依頼が有った高電圧回路のトラブルに対する応援。
若手に色々とやり方を教えただけで、手は出さない。
でも、僕のアドバイスをきちんと聞いて、対応したから
1週間でトラブルの対策が出来た。
今年の僕のやった仕事は、唯一これだけ・・・・
若手に報告書を書かせて、添削して提出させた。
そのほかにも悩んでいる若手が数人居る。
若手を指導出来ない人を、リーダーにしている以上は仕方が無い。
そう思って、割り切って過ごしてきた一年でした。