最近はクリスマスを一人で過ごすことを、こう言うらしいですね。
そもそもクリスマスなんて、欧米のように日本人の生活には密着していない。
クリスマスイブは教会のミサに行き、牧師や神父の話を聴き、
家族が家に集って静かに夜を過ごす。まさにサイレントナイトです。
日本のクリスマスは、クリスチャンの人を除けば単なるイベント。
ハロウィンもしかり…
外国文化を真似て遊びでやるのは良いのだけれど、全くお洒落じゃない。
はっきり言って似合ってないし、ただ騒いでいるだけで好きになれない。
遊びはお洒落でなくてはいけません。
やっぱり日本は自国の文化より、欧米の真似の方が好きなんだと言いたくなる。
かつて、バブル全盛時代に『クリスマスイブ』を都内の高級ホテルで
恋人と一緒にクリスマスイブを過ごすのが、流行ったけれど、
あの頃だって、ホテルの予約に血道をあげている連中が沢山いた。
あれはあれで、お洒落な遊びで良かったんじゃないかな?
今にしてみれば、赤面するほど恥ずかしいけれど…
パーティーにタキシードで集まって、酒飲んだ事もあったなぁ…
その時に買ったタキシードは、今でも芝居のフィナーレで使ってたり…
あれも、お洒落で好きですねぇ。
しかし…
いまは、若者がそう云った豪華さには興味を持たなくなった
?景気が悪かったとか、雇用不安も手伝って…という事なのか?
とにかく、クリスマスに騒いでいるのはもっぱら中高年の気がする。
今や、車にも興味を持たない若者。移動は電車で・・・・だって…
他人と一緒に飯を食らうことも嫌がる人もいるみたいだし、
それが高じて、トイレでご飯を食べる阿呆まで出てくる。
この『クリボッチ』なる変な言葉も、遊び相手が居ないという意味らしいけど
中には、そう云う状況を好んでいる人間も居るのかなと思ったりする。
僕は徒党を組んだりするのが嫌いなので、そう云う人の事も理解できる。
でも、サッカーにしろ、芝居や音楽も一人じゃ出来ないものだから
集団で一つの目的に向かって何かをやるという点では、
徒党を組むのと、あまり変わらないのかもね?
お洒落な遊びを心がけると、楽しいし、人と関わりたくなるもの…
お洒落は、人に見せるためのものだからね。
若者よ、服装だけじゃなく『お洒落な遊び』をしよう!