先週、相方と練習した後に聞いたライブ。
はっきり言って、聴いていて辛かった。
ので・・・・・名前は書きません。
女性ボーカルにキーボード、パーカッションのトリオ。
女性ボーカルは声が大きくて、パワフルさが売りみたいなんだけど、
ケントスのような、オールディーズやロック系の店ならともかく、
神輿おやじの店で唄う時とは、使い分けて欲しかった。
大きい声で唄う事は大事ですよ。
楽器でも大きい音で演奏できる事は、強弱の強弱の幅が広がって
抑揚を点けたりするのにはとても大事です。
ただね、劇団の若い人たちや、声楽をやっているおじさんたちも
そうなんだけれど、大きい声を出すだけの人が居る。
時に女性の高い声での大声は、子供っぽい歌に聞こえて、
エレガントな感じや、大人の雰囲気とは程遠くなる。
この間の女性ボーカルも、僕の印象はエレガントではなかった。
ロック系の歌手なのかも知れないけれど、だからと言って良いわけじゃない。
狭い部屋でエレキギターのボリュームを目一杯上げた演奏を聴いているようだった。
おまけに、英語の発音が悪くて、歌詞が聞き取れないのです…
聴いていて、カタカナの英語って言う感じ。
普通の人には、上手く聞こえちゃうのかなぁ?…
ついでに、デュエットで唄った男性もねぇ・・・・声がデカいだけ。
悪いけど、プロの端くれなんだろうから、もう少し聴く側を意識して欲しかった。
基本的に唄があまり上手くない人だった。
それと、曲の間のMCが長く、そのうえ品がない。
まぁ、それも売りなのかなぁ?
でも、早く終わらないかなぁ・・・・って思うトークはねぇ…
『歌手』と呼ばれる人でも、大物と言われている女性歌手AWみたいに
声量も無ければ、唄に引き込まれるような歌唱力も無い人が居るし…
外国の一流の『ボーカル』は、時にパワフルで、時に妖艶で、時に可愛かったり、
一流の役者が、芝居や映画でいろんな役を演じ分けるがごとく、唄い分ける。
日本人で『ボーカル』って呼べる、唄を聴かせる上手い人って、ほんの一握り。
僕は、そういう唄い手を知ってるから余計にそう思う。
とはいえ、自分たちはもっと下手くそで酷いんだろうから、
あまり他人様の事を言うのは止めておきましょう。