来週、会社で『全社ボーリング大会』が開催されるらしい。
参加者リストを見たら47人。子会社の社員100人の半数が参加することになる。
僕はこういった行事には、滅多に参加しない。
今のように遊びに多様性がなくて、会社の福利厚生みたいな延長で、
社員の娯楽を提供していた高度成長期の時代ならまだしも、
今時、無料の組合のメーデーのイベントだって、人が集まらない時代に
500円とはいえ、参加者から会費を徴収したうえに、
会社の社報のネタになるような会社の仕事の延長で、
おまけに、参加するお偉いさんのご機嫌を取ってやるような
会社のリクリェーションに、参加する気はないのですよ。
実際、喜んで参加する社員は何人居るのだろう?
参加者リストを見ると、社長、副社長のほかは、子会社の役員が3名。
この春に、本社から来た役員を入れて6人。
参加する役員のお膝元である、総務部や製造部、生産管理のメンバーは
出席率が高いが、開発部署は部長代理が一人。
設計部署は、若手の数人だけが参加するみたい。
それも、会社のボーリング同好会を抱きこんでの話で、
そのメンバーだって、全員が参加するわけじゃない。
これを見ただけで、誰も喜んでないって事に気がつかないのかね?
もっと気の利いた企画が出来ないものか?っていつも思う。
この間書いた、誰も弾かないまま数年置いてあるピアノといい、
そうまでして無駄遣いすることないのに・・・・といつも思う。
社員のモチベーションを上げるため・・・・・だとしたら、お笑いです。
最近では、若い人のやる気を殺ぐような事を、平気でやるお偉いさんや
仕事の手順や進め方を知らないリーダー達が、
若手の士気を低下させている事には、気がついていないんでしょうね。
そう言ってるうちに、不参加のはずだった僕の部署の係長が
参加者を募るために、みんなの所を回ってきました。
訊いたところ、上からの指示だそうです。可哀想になぁ・・・・・