冬休みの最終日。
嫁さんのインフルエンザの熱も下がり、何とか外出することが出来そうなので、
午前中に家を出て、スカイツリーのある押上で待ち合わせ。
ところが偶然、同じ電車の違う車両に乗り合わせ、新宿で車両を移動して合流。
車で出かけても良かったんだけど、駐車場が混んでいると嫌なので
電車で行くことにしたんだけれど、都内はやっぱり電車の移動が楽です。
始めて行くスカイツリー下にある『空街』。
意外とスカイツリーは背の高さには圧倒されるが、東京タワーのような圧倒感が無いのは、
裾から上に向って細く聳え立つような形になっていないせいなのか?
初めて行った割には、あまり興奮しなかったなぁ・・・・
会場に入る前に整理券を受け取る。1時間半待ち。
指定時間に行けば入れるというところは、良心的。
その間、朝から何も食べずに来た娘たちと『空街』のパン屋さんのカフェで
パンを買って、腹ごしらえ・・・・
ここで撮った写真には、なにやら背後霊みたいなものが・・・・・
時間なったので行ってみると、思った以上に長蛇の列。
もうアニメ放送が終了して10年以上経つと言うのに、凄い人気だ。
今日のイベントは「クランプ」と言うアニメスタジオが製作し、NHKで放送していた
『カードキャプターさくら』の原画展。
このアニメ、実は僕も好きで毎週欠かさず、録画を撮って観ていた。
劇場版も見に行ったし、単行本は全巻持っている。
CDも買ったし、子供達には今やお宝となった玩具も喧嘩のないように2つ買ってやった。
次女がアニメーターになりたくて、専門学校に通っているが学生の半分はアニメおたく。
今日のイベントに来る男性は、秋葉原でよく見かけるリュックを背負った
いわゆる『おたく』の連中が殆ど。
ところが、子供の姿を全く見かけない。
アニメ=子供と言う認識は、間違いのようで、立派な大人のイベントだった。
中に入ると後ろで
『きゃぁ~、可愛い。このクラスに入りたいけど、このグループに入るのは無理ぃ』
とか、何だかアニメの世界に入り込んだ女の子がたくさん居た。
グッズも大人向け。
フィギアは売り切れ。原画のコピーは1枚2万円。
コスプレ用の服も大人のサイズで、小道具も軒並み1万円以上する。
コスプレの集会みたいなイベントがあるらしく、その時に着るんだそうだ・・・・。
いやはや、アニメ文化を馬鹿にしていた自分が、いかに認識不足だったか・・・・
これは日本発祥の立派な文化ですね。
そういう自分も、意外とその『おたく』の部分を持ち合わせている。
娘たちが買うのを躊躇っているグッズを総額1万円、しっかり買ってしまいました。
ここで撮った写真にも、なにやら背後霊みたいなものが・・・・・
アニメ文化、恐るべし。
立派な文化だし、巨大市場の気がしました。
しかし、歳には勝てません。
人ごみに3時間も居たせいで、帰りはくたくた・・・・・
晩御飯を食べようと吉祥寺まで電車で帰る途中で、疲れがどっと出て、
途中駅の荻窪で家族と別れ降りて、一人で秘密基地に帰ってきました。
それでも、冬休みの最終日は家族で過ごせて楽しかった。
休みの締めくくりに、良い一日となりました。