立ち稽古2日目は、場所が変わって東中野と大久保の間にある
新宿区生涯学習館での稽古になりました。
ここは大久保のマンションのパーティールームに比べると若干狭いのだけれど
実際に舞台で使う寸法はほぼ確保出来るので、問題は無かったようです。
今日はちょっと早く行って、若手と一緒にテープで舞台のエリアを作って、
黒板にその寸法を書いて、僕が説明しました。
今回は、オジサンオバサンの中で活躍しているかも知れません。
それでも、場所取りしたり会計をやったりする型に比べたら楽なものです。
稽古は唄の練習をして、立ち稽古に入りました。
昨日は、取り敢えず1幕の終わりまで稽古を終わらせて、7時半には解散したのですが
今日は夕方に食事休憩を取ったので、9時近くまでみっちりやりました。
御蔭で2幕の終わりまで、進んだのかな?
今日はオジサン軍団の元隊長『オペラオジサン』が欠席。
大御所も欠席、元軍団から校長役だった『七三オジサン』は、今回軍団から抜けたので
オジサン軍団は僕と元町長『合唱おじさん』の二人だけが出席。
だから唄の練習もスイスイ進んで、時間を費やす事は無かったです(笑)
今回の芝居は、ホテルで長期滞在するポーカー仲間の老人4人が話の中心になって始まります。
オジサン軍団の『合唱おじさん』は癌の可能性に怯える老人ジェームス役。
欠席した『オペラオジサン』は同じく癌を宣告された老人ケヴィン役。
大御所は清廉潔白に生きて来た老人サイモン役。
僕は、色欲・淫欲いまだに衰えない老人ピーター役。
この4人の老人にサイモンの孫娘サンドラが加わって、ホテルの地下室に集まって
何やら陰謀を企てようとしている・・・・・というところです。
僕は今回初めて、実年齢より上の役をやるので、ちょっと難しいのですが、
まずは役作りと芝居をしっかりやってから、声や仕草に手を加える予定。
去年より舞台上での動きが少ない芝居になりそうなので、
細かい動きや、表情等を意識してやらないと駄目ですね。
ちなみに今日、お休みしちゃったケヴィンさん。
ある場面で軍団が暗転明けから出ているシーンが有るのだけれど、
台詞が有るのはケヴィンの1つだけ・・・・
僕とジェームスさんは、次のシーンの事を考えると、ここに出る必然性があるのか?
と、台本を見ながら話し合い。
演出の座長に『この台詞カットしたら、僕らは出なくていいのですが・・・・・』
と、ケビンさんが居ないのに勝手な提案。
座長はしばし考えて『う~ん、そうだなぁ・・・・よし、そうしよう・・・・居ない奴が悪いんだ』
と言って、休んでいるケヴィンさんの台詞をカットしちゃった。
僕も2月と3月にサッカーの試合がぎっしり入っているので、遅れてでも顔を出さないと・・・・
休むとこんな事があったり、何を言われているかも解らない恐ろしい劇団です。
今後も色々あるだろうけれど、芝居の稽古が始まると、やっぱり何処か心が癒されますね。