『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『珈琲への思い』その①

2015年01月06日 | Weblog

Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー) 日本上陸!
http://macaro-ni.jp/1320


このブルーボトルコーヒーは、なんと日本の喫茶店が原点だとか・・・・
クラリネット奏者だったジェームス・フリーマン(James Freeman)氏がその道を諦め、
彼のもう一つの情熱であるコーヒー、それも本当に美味しいコーヒーを作ろうと決心し
2002年8月に自宅のガレージで始めたのが始まりだと言う。

スターバックスが日本に上陸して何年になるのだろう?
僕は一回飲んだきりで、それ以来『スタバ』には行っていない。
その理由は簡単で『不味いから』。

実は、僕の叔父はコーヒー業界ではちょっと名の知れた人物。
僕が20代の前半に目を患い、舞台照明の仕事を諦めて、暫く『プー太郎』の生活をしていた時に
そのだらしない生活に我慢が出来なかったお袋が、僕を定職に着けるようにと
従兄弟の叔父の所に頼んで、叔父が営んでいた珈琲輸入問屋の仕事を手伝う話を決めて来た。

叔父の所には子供が居ないので、僕が小さい頃から養子の話が出て居たそうだが、
その話はオヤジが『本人が大きくなってから決める事』と反対してお流れになった。

コーヒー問屋の他に、秋葉原駅から2分ほどの神田佐久間町で『エビアン』という
喫茶店も経営していた。
叔父は『跡取りとして来てくれた』と、僕に期待して喫茶店の仕事を初めとして、
焙煎や豆の選別、保管、挽き方、淹れ方など、珈琲に関することを1から教えてくれた。
いつしか営業に出て、お客さんの話や味に関する苦情や、トラブル対応をするようになり
珈琲に関しては『プロ』の道を歩んでいた。

その後の事は、話すまでもない。
商売の面白さに気がつく前に、叔父の所を飛び出し、再び『プー太郎』に逆戻り。
好き勝手なことをやりながら、縁が有って今の会社に入社する事になり、今に至っている。

そう云う事も有って、珈琲に関しては凄くこだわりが有って、この数年は
『旨い』と思って呑んだコーヒーは殆ど無い。

スターバックスが『カフェラテ』なるものを流行らせて、日本の珈琲は
牛乳を入れて呑むための濃い焙煎になった。
いわゆるカフェオレ用の『フレンチロースト』や、
エスプレッソ用の『イタリアンロースト』が出回り、
今では『ブレンド用』と称した豆までもが、濃い焙煎になって売られている。

この濃い焙煎。淹れた珈琲は妙に黒っぽく、珈琲の持つ風味は殆ど失われている。
呑んだ後も、口の中にはいつまでも珈琲の苦みや、焦げ臭さが残る。

バンドの相方Charlieは、僕の知っている『コーヒー好き』の一人。
相方の場合、珈琲の風味や美味しさを良く知っているので、僕同様に
『今の珈琲は美味しくない』という。
『不味い』とは言わないところが、僕と違うところ。
でも、街中のコーヒーショップで呑まされる珈琲に同じような不満を持っている。

定年後は、拘りを持って淹れた、美味しい珈琲を呑ませる店でもやろうかな・・・・・
この記事を見て、そんな事を感じたのでした。

今日から暫く『珈琲への思い』と題して書いてみようかと思ってます。

コメント
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