『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『珈琲への思い』その⑤

2015年01月14日 | Weblog

毎日、会社に行っても本当に暇です。
昨日書いたとおり、10月から休みに入る予定なので残り8カ月半。
その間に、休みに入ってから何をしようか?・・・・色々と考えている。

いま、雇用延長で魅力なのは健康保険くらいかな?
定年後の3月まで、次女は学校に通っているから、なんだかんだ必要でしょう。
でも、順調に行けば来春には次女も就職して居るだろうからなぁ・・・・

さて、ちょっと間があいちゃったけれど再び珈琲の話。
この前は焙煎や珈琲に入れるミルクの話で終わったですかね?
今日は豆の話でもしましょう。

植物学的にコーヒーは数十種ありますが、飲用に栽培され流通しているのは
いずれも、ほぼ回帰線(かいきせん:赤道傾斜角の補角で23度26分の緯線)に近い、
北緯25度から南緯25度の赤道を中心とした地域で最も多く栽培されて居ます。

コーヒーの木は「アカネ科」の植物で、珈琲の豆はその種子です。
コーヒーの木は、苗木が成長して2~3年でジャスミンのような香りのする白い花が咲くようになり、
開花して2,3日でしぼんだ後に、楕円形の実をつけます。
完熟すると赤くなり、サクランボに似ているところから“コーヒーチェリー”と呼ばれます。
実の中には種子が2個(まれに1個のものもある)向かい合わせになって入っています。
この種子を取り出し精製したものが生豆で、それを焙煎したものが茶色のコーヒー豆です。

通常、一つのコーヒーの実から採れるコーヒー豆は2粒ですが、
中には二つの豆のうち一つだけが実の中いっぱいに成長してしまう事があります。
この、まれにある1個だけの丸豆は、「ピーペリー」と呼ばれ、
基本的に平豆と同じ味や香りの特徴を持っていますが、
「ピーベリーの方が平豆より香味が強い」と評価するコーヒーの専門家も多く、
平豆とは少し違うまろやかで飲みやすく、独特の香ばしい香りを持ち、ちょっとコクをプラスした・・・・
というのが、ピーベリーの特徴かなって気がします。
収穫量の3~5%程度と、貴重な種類なので価格は少し高値で取引されて居た記憶が有ります。
右が平豆(フラットビーン)、左が丸豆(ピーペリー)

さて、飲用の珈琲は「アラビカ種」「ロブスタ種」の2品種に大別できます。
「アラビカ種」は原産地がエチオピアと言われ、世界各地に伝わり、
その地域の土壌や気候等によって個性豊かな味わいに変化して行きました。
コーヒー生産量全体の70~80%を占め、低地から高地にかけて栽培可能ですが、
サビ病という一種のカビの様な病菌や病害虫に弱いのが弱点です。
代表的なものでは、ブラジル、コロンビア、ガテマラ、モカ、マンデリンと云った
普通に売っている豆の殆どがこの「アラビカ種」です。

一方の「ロブスタ種」は正式名を「カネフォラ種ロブスタ種」と言い、
アフリカのビクトリア湖周辺から西アフリカ等の比較的低地で湿潤な土地で栽培されます。
生産量はコーヒー全体の20~30%ですが、強健でさび病や病害虫にも強く、値段も安価なため、
主にインスタントコーヒー用、あるいは廉価なレギュラーコーヒーの増量用として用いられて来ました。
単品で飲むには「泥臭く」、主にブレンド用には2割ほど使用されて来ました。
高温多湿の気候にも適応するうえ成長が速く高収量で、生産量の2~3割を占め、
近年は東南アジアとアフリカの一部で、特に生産量2位のベトナムで栽培が伸びているようです。
 
カフェインやクロロゲン酸類の含量が高く、焦げた麦のような香味で苦みと渋みが強く、酸味がなく、
そのためフレンチロースト、イタリアンローストなど、
旧植民地と宗主国のヨーロッパ(特にフランス)での消費が多く、
深煎りしてミルクを合わせる飲み方が普及した背景と言われて居ます。

前回、「焦げ臭い」と言った最近の珈琲は、このロブスタ種を多く使ったブレンドや
濃い焙煎のためなんじゃないかと思ってます。
それと併せて、安価だったはずの「ロブスタ種」は、今や需要の関係で
「アラビカ種」と価格が逆転しているそうです。

僕に言わせれば不味いものを、ワザワザ高くしてしまい、
それを『美味い』と言って、仕方が無く呑んでるように見えますね。
あぁ・・・・やっぱり、美味い珈琲が飲みたいぃぃ・・・・・

コメント
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