夏休みは、気ままな生活をして快適だったのに、
会社に来た途端に、また心の健康状態が宜しくない。
ストレス解消を意識してやっているから、去年ほどでは無いにしろ
夜中にまた目が覚めて、良く眠れなくなってきた。
芝居の公演が終わって、週末の土日に頭を切り替える必要が無くなり
また少しずつストレスが溜まって来ている気がする。
しかし、会社に行っても本当に何もやる事が無い。
今日は、漏洩電波などを測定する、いわゆる『CEマーキング』の測定をする
外部サイトを、僕以外の電気設計のメンバー全員で見学に行ったみたい。
午前中は、僕一人だけフロアにポツリ・・・・
なんだか、この底意地悪い扱いに対して、笑うしか無くなってきた。
ここまで来ると芸術の域に入ってきたなぁ。
周りも見ていて、何とも思わないんだろうな・・・・
こう言うのを一種の『パワハラ』だという認識が無いのかもしれないけれど
僕に言わせれば、組織自体が『虐め』の体質を容認して居るのです。
たかだか100人の子会社で、精神的な問題で休職したり、
長期休暇を取得する人間がそこら中に居るような組織ですからねぇ・・・・。
ここで平気でいる人は、そういう資質を持った人たちなのでしょう。
そうは言っても、何も変わる訳じゃない。
だいぶ前から、僕は社内で『La・France』と自分の署名に書いている。
ラ・フランスとは洋ナシ=用無しと云う意味です。
最近はオーガニックのラ・フランス、無農薬の洋ナシ=無能で用無し
と、署名の方の肩書きはドンドングレードアップして居る。
今日は本社の弟子からメールが来ました。
定年後はどうするのか?
雇用延長しないなら、いつから休暇に入るのか?
おいおい、お前まで・・・・・と思ったら、かつて担当して居て
今はその弟子に引き継いで貰った超高圧関係の仲間に声をかけて
僕の慰労会を開いてくれつもりで、僕の予定を知りたいらしい。
なんだか、一人でもキチンと巣立って行った弟子を育てて良かったと
今日は素直に嬉しい気持ちが湧いてきました。
5月に和解したもう一人の弟子も居るから、二人ですね。
今の会社で弟子として育てようとしていた子は、良い所まで進んでいたけど
大して飛べないニワトリが僕の巣にやって来て、飛び立つ前に巣から落とされちゃった。
あとは自力で空を羽ばたく練習をして、大きく飛び立つ努力をするか、
地上でニワトリの真似をして、飛べない鳥の様な人生を送るしか無いですね。
子会社の連中は地上が生活圏の『ニワトリ』なんですよ。
すばしこくて、毎日懸命に卵を産むけれど、羽ばたいても空は飛べない。
卵を産み続ける事も、大事な仕事だから、それにプライドを持って
仕事をするなら、僕は否定しません。
羽ばたいて飛べる鳥になろうとは思っていないようですからね。
でも、崖から思い切って飛んで空を飛んだら、世界観が変わるのに・・・・
そんな事を体験出来てきたから、今でも弟子たちは
僕を『師匠』みたいに思っていてくれる。
嬉しいじゃありませんか・・・・・