今日は二回目の『本読み』でした。
本読みが始まって、早くも3週間がすぎました。
初回から今日まで欠席していて、この日初めて参加した『ベテラン』劇団員が、
座長に対して、何の気遣いもない挨拶をしているのがちょっと気になった。
何年も一緒にやっている『ベテラン』、ましてやいい歳をした大人なのだから、
そう言う礼儀知らずの態度に座長の機嫌が悪くなるのは、ご存知のはずなのに。;
ご多分に漏れず、そう言う人に限って本読みでも台詞の棒読み。
休んでいた3週間の間、殆ど台本へ目を通して居ないことがバレてしまう。
休むなら休むなりに、台詞の練習などをしてくるのが礼儀だろうと思ったり。
台詞の棒読みをする度に、サラリとイヤミを言う座長の気持ちも判らないでも無い。
さて前回は、ざっと自分の台詞の感触を確かめる感じの本読み。
二回目の今日は少し舞台での動きを意識したり、台詞の絡みがある人との
やり取りの間や、タイミングを意識したり•••••。
今回の芝居は25周年と言う、劇団にとって一つの区切りを意識してか?
年寄りを中心に立てた、芝居に重きを置いた作品。
歌でごまかしてきた今までとはひと味違う、我々の様に下手くそでアマチュアには、
ちょっと難しい芝居なので、僕自身もかなり台本を読み込んでいる。
台本に初めて目を通したときに、思わず目が潤んでしまうような、
人間の関わりや、家族の絆を描いた素晴らしい内容のお芝居です。
出来れば、大勢の人に観て頂きたい作品だけに、演じる我々も、
今までにも増して、気合いを入れて稽古しないとダメだなと思います。