僕は我侭で、自分勝手な人間だと思っています。
仕事でも、そういう部分があって嫌われ者だった気がします。
それでも、そういう僕を肯定してくれる人間が沢山居た。
我侭と言っても、仕事を遂行する上で自分のやり方を貫いただけです。
そういう意味では、仕事でのスタンスはプライベートとは違う。
プライベートに関しては、絶対に自分の思うことと違うことはしない。
その理由は単純、『楽しくない』からです。
僕にとって、会社以外の行動は全て『楽しい』事が大前提。
面倒臭いと思われる事も、『楽しい』からやるのですよ。
サッカーチームの運営はその典型。
代表者会議や、対外的な会議には出来る限り自分が出る。
これは自分の楽しい遊びに付き合ってくれる仲間に対する、
自分なりのお礼だとも思っている。
劇団も同じで、面倒なことが沢山有るけれど、
そんな事も『楽しさ』の方が大きいし、嫌にならないから続けていられる。
音楽は最近、開店休業状態だから何とも言えないけど・・・・・
先だって開催した同窓会。
幹事の仕事を頼まれて、数年やってきたのは『楽しかった』から・・・。
ところが最近、その楽しさが消えて『アホらしく』なってきた。
失礼だけど、幹事長は何も出来ない女性だという事を皆が解っていた。
それでも、その人柄だからこそ周りに人が集まって来る気がした。
同窓会の幹事長としては、適役だな・・・・と僕は思ったから、
出来ることは何でも手伝って、幹事長を皆でサポートしてきた。
九月に幹事全体の集まりがあって、僕が同窓会の案内の印刷物を持って行き、
その会合で、皆で手分けして封筒に入れて郵便物を作ることになっていた。
ところが僕は、その日の集合時間に1時間ほど遅れそうなの事が解っていたので、
案内状や返信はがき、振込用紙などを同封した郵便物の作成を
1週間ほどかけて一人で全部やっておいた。
その作業を皆で1時間やる代わりに、同窓会当日の担当などを決めたり
打ち合わせで決めたり、連絡事項を伝えたりと
やることが他に沢山あるからそっちをやっておいて・・・・と幹事長に伝えていた。
ところが行ってみると、1時間無駄になったと言われてしまった。
余計なことをした・・・・らしいです。
僕を待っている間、何やってたの?
誰かの指示がないから・・・とか、僕には言い訳にしか聞こえない。
僕に言わせれば、そういうのは『能無し』なのですよ。
もっと臨機応変に、気軽に出来ないのかと思ってしまった。
そして幹事会を組織と称して、上位下達の組織運営でやるという。
えぇ?・・・幹事会なんて、やるべき事をやれる人がやればいいじゃないか・・・
そういう考えの僕には、ちょっと違和感のある幹事会。
幹事会に名前が載っていないハッキリしない立場でも、
出来ることを何でもやるつもりで手伝っていたから、
会合に呼ばれて『何故、お前が意見を言うんだ?』なんて言われたら
『だったら、何故呼んだんだ?』と言いたくなる。
まぁ、これはその場の空気が悪くなるから、我慢したんだけど・・・・
同窓会は『人と会う楽しみ』、幹事会は『それに向って行く楽しさ』が無ければ続かない。
当日の集合写真で、幹事が一番前で偉そうにふんぞり返って写っていた。
そういう特権意識がどこかにあるのも、僕の趣味じゃない。
僕にとって同窓会の幹事は『遊びの一環』なのですよ。
だから『楽しく』無くなったら、続かないし続ける気もないし、楽しくないことはやりたくない。
次回から幹事長が変わるので、これを機会に幹事から抜けようかな・・・・
なんて思い始めているのです。