『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

立ち稽古:大人気ない言動

2019年02月09日 | 定年退職後の人生

今日は3回目になる立ち稽古。
そろそろ、台本を手放して稽古する時期になってきました。
僕は台本を持たずに1幕だけは何とか台詞を覚えて臨んだのだけれど、
まだ完全に頭に入って居なくて、芝居を止めて返したりと言う、
ちょっとした事で、台本の何処なのか????・・・解らなくなってしまう。

まだまだ台本の読み込みが足りないという証拠ですね。
それでもまだ今の段階で大事な事は台詞を言う事じゃないですから、
台詞が出て来ないなどの恥ずかしい思いや、失敗を何度もする事で稽古を前に進めています。
普段は仕事を持つ人たちの素人劇団で、そんな事はみんな判ってやっていますから
この段階で文句を言う人はいません。

ただ、だからと言って台本を読んでいないのはちょっと違う。
台詞を覚える事も大事だけれど、台本の中に書かれている事は、
何度も読むことでしか体に入り込んでこないのです。

前から言っているように、休みの間に台本を読んできているかどうかは、
意外とわかってしまうもので、特に座長の目は誤魔化せない。
劇団の古株のある御方は、いつも
『台本を読んできていませんねぇ…』と座長に小言を言われる。

するとその御方は
『読んできています。ただ座長の前に出ると出来なくなるんです・・・』
と、他人のせいにする。
とても大人が口にすべきじゃない恥ずかしい言葉を、
しかも若い人も居る皆の前で、ダラダラと言い訳を吐く。

正直言って、こういう態度は尊敬できませんね。
僕がいつも口にする『出来ない自分』を受け入れていない。
当然そういう人は、何をやっても反省材料は自分にないのですよ。
そのうえ、若い人の模範にならなければならない立場の人が、
そう云う態度を見せる事は、若いひとからリスペクトされなくなってしまう。
年長者は芝居以外の所で模範になる行動をする事が大事なのです。

10年くらい前に同じような事があって、愚痴を聞かされた挙句に
僕が励ましてくれなかったと他の人達にふれ回ったり・・・・
それ以来、そう云う状況の時には傍に行かないようにしていた。

ところが、夕食を食べに行こうと室さんと二人で出かけようとしたら、
その御方が、皆と一緒にご飯を食べると、バツが悪いと感じたらしく
『私も一緒に行きたい』
と言うので、また愚痴を聞かされるのかと、ちょっと躊躇したんだけど、
幸いな事に今日はラーメン屋さんがお休み。
僕は夕食の時間を台無しにされなくて胸を撫で下ろした。

室さんがコンビニまで食べ物を調達しに行く途中で
『あぁいう大人げない態度はねぇ・・・・』
と呆れた様子で呟いて居たのが印象的でした。

コメント
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