国内外で活躍し、数々の賞を受賞してきた、日本を代表するクラウン(道化師)のロネとジージ。
結成28年目を迎えた2019年の東京に、笑いとユーモア満載の新感覚パフォーマンス。
言葉(セリフ)を使わず、パントマイム・ジャグリング・ダンス・マジックなどを用い、
圧巻の技術と、洗練されたオリジナルストーリーで、人々を魅了している。
今日は僕の会社の社長と、その友人で昨年末に知り合った方とのお付き合いで、
その東京公演を新橋にある内幸町ホールまで観に行ってきました。
この劇団、過去にパントマイムに興味が有って一回だけ見たことがある。
ロネ&ジージというコンビは、男装をしているけれど実は女性。
最初は男性だと思っていたけれど、ちょっとした所作から女性だと判った。
男装の女性、女装の男性を芝居やテレビの番組などで良く見かけるけれど、
どうやっても男性、女性ともに独特の所作が有る。
それと、手や指先を見ると解ったりもする。
そう云う意味では坂東玉三郎みたいな女形は大したもんだなと思う。
さて、この劇団の公演。
率直に言って、以前に見た時のような感動が無かった。
一つは、観客に混じった劇団員があまりにも多かったことかな?
サプライズも1回は通用するけれど、2回3回と続くと、慣れてしまい
逆にしらけてしまうものです。
特に200人足らずの客席に、出演者が10人も居たら尚更です。
僕が期待していたのは台詞が無くても、ストーリーが伝わってくる、
クラシックバレエを見た時のような感動だったから、そういう点では
今日のステージは、ストーリーがよく解らなくて引き込まれるような感じが無かった。
それでも、約80分のステージはなかなかの物でした。
まぁ、この手の芝居は好き嫌いがあるし、あくまで僕個人の感想です。
他のお客さんは十分に満足してお帰りになったように思います。