『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

夏休み終了・・・・何だか憂鬱

2017年08月16日 | Weblog

今週はずっと雨続き。この雨、2003年以来らしいです。
僕は基本的に、用事が無い限り、外出しない人間なので、
この夏休みは、殆ど秘密基地に潜伏して過ごしていた。
外出しないからお金も使わない。
僕はそういう意味では凄くケチなのであります。
夏休みが終わると、また仕事再開・・・・何だか憂鬱。

今日は暇なので、アロハにアイロンをかけました。
実に12枚。一枚に10分かけたとして2時間。
実際には3時間近くアイロンをかけていた。

秘密基地の床は、ヒノキを使っているのでちょっと硬い。
そのお蔭で、アイロンをかけ終える頃には足の裏が痛くて、
今夜はお風呂でゆっくり足の裏をマッサージしました。

しかし、仕事に行きたくない病はどうしたものか?
片道1時間半という通勤時間がネックになっては居るんだけれど、
正直言って、原因はそれだけじゃない。

好きな時間に行って、好きな時間に退社すると言う待遇。
自由に働かせて貰っているから、就業条件も文句ない。
結局は職場の雰囲気、と言うより職場の風土かなぁ?

例えば大好きなサッカーを自分の実力が生かせるチームでやるとする。
下手糞でも、一生懸命にやるチームメイトとなら、勝ち負けに関係なく楽しめるし、
そういうチームは少しずつ強くなる。

逆に上手い連中に混じっても、そう言う部分が欠けていると
全然面白くなかったり・・・・

それに似てるかなぁ?
レベルが低いのは最初から判っている。
だから、少しでも手助けになればと思って始めたんだけれど、
注意したことは聞いていない、意味を理解しない、
ミスをすると庇いあう、そして同じようなミスを繰り返す、
先を読んで仕事をしない・・・・
何か、仕事を舐めてるところが見えるのですよ。

いくら言っても『自分は出来る』と思っているんでしょうね。
僕の持論
『自分が出来ないことを受け入れる事が進歩の始まり』
とは真逆の感じ。

明日からまた、そんな悩みと向き合わないといけません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終戦記念日

2017年08月15日 | Weblog

毎年、この日が来ると思う事。
終戦記念日と言う呼び名が、どうもしっくりと来ない。
そもそも『記念』と言う言葉に違和感があるからだ。
『記念』を辞書で調べてみると
①あとの思い出として残しておくこと。また、その物。
②過去の出来事への思いを新たにし、何かをすること。
とある。
確かに、意味としては間違っていない。
英語で記念日は『memorial day』『anniversary』とあるが、
どちらかと言うと『追悼』の意味がある『memorial』を使うのではないだろうか?

例えば自分の親が亡くなった日を『記念日』と言うだろうか?
親の残した思い出のある品物を『記念品』と呼ぶだろうか?
日本では前者は『命日』、後者は『遺品』『形見』と呼ぶ。
だから僕の感覚では、数十万人もの人が亡くなった第2次大戦終戦の日は
『戦没者慰霊の日』『戦没者追悼の日』であって記念日ではない。

今日はNHKスペシャル『戦慄の記録・インパール』を視ている。

この作戦を立案し、強行した上層部の無責任な言動に憤りを感じる。
上層部は作戦で何人、命を落とそうが作戦が成功すればそれで良く、
実際に戦地で戦った兵隊の事なんかは頭になかった。
戦後に語った、元司令官たちの言葉には責任逃れの言葉が溢れていた。

こんな人間が率いる組織に居て、命を失った多くの兵士が気の毒になる。
その一人である牟田口司令官は、作戦中止後に帰国して戦後を生きた。
司令官、下士官の戦死者は少ないのが軍隊なのでしょう。

食糧や武器弾薬を補給できない山岳地帯でなぜ、この無謀な作戦が強行されたのか?
作戦は無理だと報告すれば、左遷される。
検証によれば、日本軍の巨大な官僚機構としての体質が浮上してくる。

僕は親から『戦争なんて、単なる人殺し』と言う言葉を聞いた。
『人殺し』とは、敵を殺す事だけじゃない。
心無い、メンツだけで軍隊を率いてきた上層部によって、
多くの兵隊が『殺された』のだと、親父が話していた。

今の政治家に戦争体験者は居ない。
そんな人たちが、日本をどういう方向へ持って行くのか?
そういう事も凄く心配になりますね。

この番組の最後に、生き残った96歳の元兵士の言葉。
『この上層部の事を知ってしまった事の方が辛い』
と言って涙を流しておられた。
戦後73年、忘れたくても記憶から拭い去れない出来事だったのでしょう。
僕はそれを見て、何とも言えない重い物がずしりと来て、
言葉にならない悲しい気持ちになった。

この番組とは別に『NHK戦争証言アーカイブス』でも視られます。

※再放送必見
2017年8月26日(土)午前0時50分~2時03分(25日深夜)  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シニアフットサル

2017年08月14日 | Weblog

夏休みも、雨続き。
西から前線が東進してきている影響なのだろうけれど、
このままこの前線が日本上空に居座り、秋雨前線となって、
暫く雨が続くのだろうか?

いずれにせよ、僕の夏休みの間の晴天は期待薄ですね・

今週は週末に『東京都生涯スポーツ大会』で試合があるので、
夏休み中に体を動かしておこうと、前の会社の夏休みが
1週間早いので、昼のサッカーに3日間参加出来ると目論んでいたのになぁ・・・・

都心が小雨でも、都下の昭島市は本降りだったり…
そんな事もあるので、出かける前に仲間にメールしたら
『降ってますよ、びちゃびちゃです』と言う返事。

試合前に体を動かしておきたかったのに・・・・
と思っていたら、今日は夕方から昭島サッカー協会主催の

『シニアフットサル』の案内が来ていた事を思い出して、
夕方に電車で昭島まで行って、参加して来ました。

メンバーは勝手知ったる、シニアの面々。
最年長はN口さんの70歳。僕なんかは、まだまだ若造です。

それに今日はサッカー協会の高橋会長も参加。
この人は若い頃から、上手かったのだけれど今日も相変わらずでした。
悔しいけれど、6歳年上の高橋さんのプレーは素晴らしかった。
数年前に、フルコートのサッカーで一緒に試合をした時も上手かったし、
何よりも楽しくサッカーを楽しくやろうと心がけている姿は
自分のチームを持っている者にとって、お手本になります。

それと、今日はJリーグでマッチコミッショナーをやっている
石井秀明さんも参加して、30代女性が2名、40代男性1名、
50代が2名の総勢15人。
3チームに分かれて、約2時間半の間ゲームを楽しんだ。

僕は靴が足に合わず、靴の中で足が動いてしまって、
両足の親指をちょっと痛めてしまったけれど、
爪が剥がれるまでには至らず、週末の試合には影響ないでしょう。

ゲームの後はオッサンらしく、近くの中華料理店で一杯。
サッカー談義に花が咲いて楽しかった。
毎週月曜日に開催するらしいので、今後も参加しようかな?

久しぶりにいい汗をかいた夜でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寂しいなぁ・・・・

2017年08月13日 | Weblog

今日は次女の誕生日。
早いものでもう22歳になりました。
ついこの間まで小さかったのに、気が付けば大人になっていた。
親にとって、子供なんてそんなものなのでしょう。

夕方から一緒に食事に出かけようと思っていたのだけれど、
当の本人は、仕事の関係で夕方まで寝ている。
それで、今日はどうする?ってメールしたのだけれど、
夕方に嫁さんと二人で吉祥寺に出かけるような話をしているようで
時間を決めてどこかで落ち合うにも、時間を気にして嫌だろうし、
長女も友達と出かけていないみたいだから、家族全員じゃない。
結局、今日は出かけずに一人で秘密基地に潜伏する事にした。

考えてみれば、もう大人なんだから当たり前なのかも?
いつまでも娘と一緒に何処かへ出かける親なんて少ないのかもね。

でも、何だかちょっと寂しい気持ち。
子離れできない親の典型的な例かも知れません。

次女とはこの1年間、送り迎えをすることが多くて、
そのたびに、車の中で仕事の愚痴を聞いてやったり、
帰りがけに何かを食べて帰ったり・・・・

そんな時に、僕なりに仕事に関するアドバイスや意見を言ってきた。
その言葉に娘も耳を傾けてくれて、親子関係はいい感じです。

僕はこんな人間だけれど、それなりに娘は僕の生き様を見ている。
耳を傾けてくれると言う事は、少しでもリスペクトしてくれているのかな?
なんて、勝手な解釈をしている馬鹿親です。

二人の娘には、自分の好きな事をやって生きて欲しい。
僕自身が、好き勝手に生きてきているから、尚更そう思う。

しかし、やっぱり離れて暮らすと、こういう時にちょっと寂しいですね。
娘には『頑張れ』というメッセージを書いたバースデーカードをメールで送りました。

誕生日、おめでとう。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みはのんびり

2017年08月12日 | Weblog

この夏休みは、特に用事も無いのでのんびり過ごすつもり。

今日は午前中に、河岡先生のストレッチの教室が有ったのだけれど、
朝10時からなので、それに間に合うようにするには9時過ぎには出かけなければならず、
普段から朝寝坊の僕はとてもじゃないが起きられない。
案の定、昼過ぎまでウトウトしながら、気が付いたら夕方の4時近くになっていた。

すると、僕がペコちゃん好きな事を知っているスイス旅行で一緒だった知り合いから、
東京駅の八重洲地下街にある『東京キャラクターストリート』と『東京お菓子ランド』にある、
不二家のペコペコスイーツランドで、期間限定のミルキー缶を売っているとの情報。

土曜日なので嫁さんと次女は仕事。
長女も楽団の練習で誰も居ないので、三鷹の自宅へ行っても仕方がない。
かと言って、何もなければ昨日から一歩も外へ出ないで終わりそう。
と言う訳で、夕方から東京駅まで出かけてきました。

東京駅は『駅中』という改札の中に対して、最近は改札の外に
色々なお店が出来ているらしい。
今日行ったのは、八重洲口の地下街にある、元々八重洲一番街と呼ばれた場所。

『東京キャラクターストリート』は、その名の通りキャラクターグッズのお店ばかり。


僕の好きなスヌーピーをはじめとして、

アニメのワンピース

ジブリのどんぐり共和国というショップ、

今、ひそかにブームらしい「隅っこ暮らし」なんていうショップもあって盛況だった。

その他に、キティちゃんや、プーさんのショップ、NHKのキャラクターなど色々…

でも、考えてみればキティちゃんはサンリオに行けばいいし、プーさんはディズニーショップ、
ワンピースはお台場でも買えるから、あんまり興味なかったかな?
で、良く見ると・・・・半分以上が海外から来たお客さん、しかもその半分は中国人と思しき雰囲気・・・・
他は、地方から来た、いわゆる『お上りさん』風の日本人が多かったかな?
そんな訳でこちらはスルー。

その一角から少し離れたところのエリアが『東京お菓子ランド』

不二家をはじめとしてグリコ、森永、明治、カルビーと言ったお菓子メーカの出店。

それでも、やっぱり人混みには変わりない。
僕は目的の缶入りミルキーを購入して、サッサと帰ることにした。
購入したのはこれ。

50年代、60年代と10年毎に絵が変わって居るけど、
何だか想像していたようなインパクトが無かった。
まぁ、行った以上は買わないと・・・・と言う感じかなぁ?

本当に欲しいのは、不二家の店頭に置かれているこの人形。

ネットでちらほら30万円とかバカみたいな値段で売ってるけど、売り物じゃないと言うから
そういう物は基本的に『盗品』のような気がして買う気にもならない。

その代りに、僕はミニチュアの人形を部屋に飾っているというわけです。


しかし、1時間も居なかったけれど、人ごみの中に居たので疲れました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み初日

2017年08月11日 | Weblog

今日から、16日まで6日間の夏休み。

カレンダーは休日なのに、次女の仕事は日曜日以外は休みじゃない。

明日も嫁さんは仕事で、夕方から飲み会に行くらしく、

夜まで誰も居ないから、1人で過ごす一日になりそう。

今日は、朝のうちに不燃ゴミと再生紙、ペットボトルをゴミ置き場へ出して、

そのあとは1週間分のシャツと下着、タオルを洗濯して、その間にまた一眠り。

 

明け方に、18歳のサニブラウン選手が出場する男子200mの決勝を

視るつもりで居たけれど、気がついたら7時過ぎで、見損なっちゃった。

結果は7着に終わったと朝のニュースで伝えて居たけど、最初こそ勢いがあって

メダル獲得かと言う感じだったけど、やっぱり簡単じゃ無いね。

後半に失速しちゃった。

連戦で足の疲れも限界だったのでしょう。よく頑張ったんじゃないかなあ?

 

お昼過ぎから、何を思ったか?

いきなり換気扇の掃除を始めて、ついでにガス台とガス台周りを掃除し始めて、夢中になっちゃった。

暫く、料理もしていないので、賞味期限切れの調味料を整理。

賞味期限が2014年のラー油とか、2015年の中華スープの素とか、

次女が見たらその場でゴミ箱行きの物が沢山あって、さすがに僕も捨てましたけどね(笑)

 

ここ半年くらい、そんなに煮炊きしていないけれど、たまに泊まりに来る次女が、

『タバコの煙の匂いが凄い』

と言われたので、それ以来部屋に居るときは必ず窓を開けて換気扇を回して、

さらに扇風機で煙草の煙を追いやって、換気扇に吸わせている。

娘に言われると弱いですね(笑)

それでも使用期間が半年のフィルターが、油と煙草のヤニが混じって、ベタベタのニチャニチャ。

煙草の匂いが気になるのが、解る気がします。

ついでにガス台の周りに着けた、フライ返し等をぶら下げるネットも外して、しっかりと汚れ落とし。

約5時間の掃除。いやぁ、綺麗になりました。

気が付いたら、夕方の6時半。朝から何も食べないで居たので、急にお腹が空いてきた。。

急いでお米を研いで、久しぶりにご飯を炊きました。

コーヒーを飲みながら、ご飯が炊けるのをを待って、炊き上がったばかりのアツアツのご飯に生卵を混ぜて、

その上からレトルトの極辛カレーを載せて、電子レンジで温める。

自己流の玉子カレーは、玉子をまぶしたご飯が、電子レンジでフワフワになって、

さらにカレーの辛さを玉子が和らげるのですよ!なかなかのお味です。

 

独りでのんびり過ごす休日は、良いですね。

秘密基地に単身移住しなかったら、こういう時間の過ごし方は出来なかった気がします。

さて、明日は何をして過ごそうかなあ?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

動かそうとしていたのは『大きな岩』ではなく、『山』だった

2017年08月10日 | Weblog

明日から16日まで夏休み。
今日は昼前に事務所に行って、所長と昼飯を食べるつもりで居た。
ところが、新宿へ着いて京王線に乗り換えたところ、
出発直前に、途中の駅で人身事故が発生したらしく、電車が止まってしまった。

こうなると面倒くさくなって、このまま夏休みにしようか…
そう思って事務所に連絡したら、遅くなっても良いから来てくれ、と所長の要望。
休み前で、進捗状況などを聞かなくちゃならないのと、
スケジュールが変更になった休み明けの仕事について、打ち合わせをしたいと言う。

仕方がなく、電車の中で運転再開を待った。
約1時間、電車の中で爆睡。やっと運転再開したのが12時近く。
運転再開したのは各駅停車のみで、これだと京王堀之内まで1時間。
事務所に着いたのは、1時15分だった。

夕方まで、修理依頼を受けた電気回路の受け入れチェック。
現場の方が一区切りついたのが夕方4時半。
休み明けの仕事の進め方を考えておけと言われていたのに、
一向にやっている気配が無いので、所長が痺れを切らして、
急遽、打ち合わせをすることになった。

残務は何か?
それに何時間必要なのか?
誰が担当するのか?
そんな事一つ、何も把握していない連中。

一つずつ、項目を挙げさせて、僕と所長が作業の指示を出す。
『これで出来るのか?』と訊くと『やるしかない』という返事。
『やるしかない?・・・・やりますの間違いだろう?』と僕が嫌味な言い方をする。
『どうやるのか?を聞いているんだけど・・・・』

悲しいかな彼らには作業工程や日程、出荷までの日程を作成する能力が無いので、
所長と僕が決めるしかないのです。
その上、誰一人打ち合わせのメモを取ろうとしない。
僕がパソコンでパチパチと音をさせているので、議事録を作っているんだろう…
そんなノリで、全く他人事。
僕が『この仕事、正社員は一人しか要らないんだよ。あとは赤字になるだけ』
と言っても、全く反応なし。カエルの面に・・・・です。

結局、全部決まったのが7時半。
3時間もかけた、くだらない打ち合わせでした。

それで帰ろうと思ったら、所長からもう少し付き合ってくれと言う。
皆を帰り支度させた後に、昨日名古屋から帰ってきた人間の報告を聞く。
こっちは電気回路のチェックをして来いと言ったのに、余計な事をして
客先の装置を弄ってきちゃった。
指示を聞いていない上に、余計な事をして何も変わらないと言う最悪のパターン。

その報告も終わったのが9時過ぎ。
話を聞いていない連中、自分の事と思っていない連中。
また今日も所長と一緒にタメ息つきながら帰ってきました。

『大変だと思っていたけど、動かそうとしていたのは「大きな岩」じゃなく「山」だった』
そう言ったら、所長もうなずいていた。
こんな挫折感みたいなものを感じるのは、いつ以来だろう?

夏休みは全て忘れて、のんびり過ごします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑

2017年08月09日 | Weblog

いきなり35度を超える猛暑。
歳を取ると、暑さに鈍感になる・・・・と言う話を聞くけれど、
僕は今年は余り暑さを感じていない。

車も一人の時は、エアコンを使わず窓を開けて運転する。
事務所の連中は暑がりばかりで、エアコンの設定は24℃。
これだと僕は寒くて仕方がないので、一人でいる時は
設定を26℃まで上げて、何とか過ごしている。

自宅でも、基本的に窓を開けて扇風機を回せば十分。
元々、体に風が当たるのが嫌いだから、扇風機も首振りにして
出来るだけ直接風が当たらないようにしている。

困るのは事務所で26℃の部屋に体が慣れたところで外へ出る時。
暑さや湿気をもろに感じて、モァーっとした感じになる。
こういうのが体には一番堪えます。

ただ、今月は20日からサッカーの試合が再開する。
まずは20日の『東京都生涯スポーツ大会』。
午後3時から夕方まで、2試合を1日でこなす。

その次は市民大会。こちらも予選リーグは1日2試合。
9月に入ればリーグ戦も後期の試合が始まる。

暑さの中でサッカーをやるには、毎日やっていないと体が慣れない。
そう言う意味では、定年退職した会社にいた頃は良かったですね。

幸い、11日から夏休みで、その間は前の会社は営業日。
昼休みのサッカーに行って、汗を流そうかと思っている。

60歳にもなると、熱中症は命取り。
猛暑の中で、おじいちゃんが無理をするのは禁物ですね。

今日は少し早く帰宅したので、久しぶりにギターの弦を張り替えた。
お気に入りのマルチネス、ナイロン弦のエレガット。

使ったのはDaddarioのPro.Arte、EJ45。

ちょっと硬めのセットなんだけど、なんかいい感じ。
暫くギターを弾いていなかったので、何だか新鮮。
元々、下手くそな上に、ブランクで指も動かなくなっていますねぇ・・・・。

何事も継続と練習。
やっぱり、練習は嘘をつきませんね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出るのはため息ばかり・・・

2017年08月08日 | Weblog

今日はいつものように所長の車に便乗しての帰宅。

彼に送られて帰宅するのは週末が多いのだけれど、
最近、車の中での会話は半分がタメ息。
所長は、定年退職後に再就職した山梨の会社から、子会社の運営と、
八王子に事業所を作り東京での拠点作りを任された。

しかし、彼は山梨で仕事をすることが多くて、八王子の事務所には
週明けの朝と週末の夕方に顔を出す程度。
そんな訳で、八王子の運営を僕に見てくれと頼んできた。

僕は所長代理とか、肩書を貰うと拘束されるので断ったら
所長の決めた運営方針に沿って、僕がアドバイスする程度で良いと言うので
それならば・・・・と言う事で引き受けた。

僕は定年退職した時点で会社と言う組織が面倒くさくなっし、
他人の決めた時間に拘束される生活は御免だと思っていた。

でも、引き受けた以上は何とか事業所を軌道に乗せたい。
そう思って、所長や社長、さらには山梨の本社に意見を言って来た。
有難いことに、僕の意見はきちんと聞いてくれて来た。

でも、そんな環境づくりをいくらやっても、肝心の社員の方が変わらない。

正直な話、正社員が4人居てそのうち一人は山梨に出向。
もう一人は、別の場所である仕事を任されて準備中。
残りの二人は八王子で、今の仕事をやっている。

正社員なので、時間単価はパート社員の2倍以上支払っている。
単純にパート社員の倍働かなくちゃいけないのに、そうじゃない。
むしろぱっと社員の方が信頼出来て、仕事も丁寧なのだ。

単価が決まっている仕事なので、出来るだけ安い工賃で作りたい。
ギリギリの所で運営しているのに、当の正社員たちは緊張感が無く
製品に傷をつけたり、物を落として変形させたり・・・・
その場合、費用はこちらが負担するのだから、彼らに仕事をさせると
させただけ赤字が出ると言うことになる。

その癖、居れば残業代が貰えると思って、ダラダラと仕事する。
『こいつら、全員いらねぇよ。パートさんを雇った方が良い』
と、僕が言うと所長も同じ考えだと言う。

でも子供が居て、生活が懸かっているのだろうから…どうしたものか。

珍しく今日は、所長の機嫌が悪かった。
それもそのはず、今の仕事も他の業者に出す予定だったものを
業者に出す値段で良いからやらせてくれと言って、頭を下げて貰ってきた仕事。

それなのに、『仕事を頂いている』
と言う感覚を持ち合わせていないから、仕事が雑。
そのたびに所長が謝りに行き、苦言を言われて帰ってくる。
『もう、この仕事断ろうか?』なんて事を言い始めている。

この仕事を止めると言う事は、八王子の事業所も畳むことになる。
結果的に社員の生活は、今のままではなくなる。
そんな事を、本人たちは全く分かっていない。

出るのはため息ばかりなのは、当たり前です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『The North Journey』

2017年08月07日 | Weblog

今回の台風5号は動きが遅くて、各地で大雨が降り続いている。
台風の通路に当たる富山の高岡に友人が居て、ちょっと心配。

毎年、11月に開催される東北復興支援プロジェクトと称して始めた
『The North Journey』も今年で6回目になる。
そう言う意味では7回忌なんですね。

今年は今までのように演奏をしに行くのではなくて、
僕は現地のお年寄りに元気を出して貰うプロジェクトを企画した。
中身は、ついこの間プロモーションビデオを撮影した
『今が最高!』で、劇団の振り付けをして頂いている
河岡先生の振りを、現地のバアチャンたちに参加してもらう企画。

東京の連中じゃなく、東北のバンドに演奏して貰って
出来れば向こうのメンバーに唄って貰いたいと思っている。
まぁ、最悪は僕がボーカルをやるつもりで居るんですけどね。

去年まで一緒にやってきた相方とは、別行動になりそう。
と言うのも、相方は練習をやろうとも言ってこない。
一人で何処かに出て唄っているみたいだしね。

僕は、芝居の影響で音楽に対するスタンスが変わってきている。
僕自身、英語の唄を聞いて、その内容に心を揺さぶられる事は少ないですからね。
それと言うのも英語が堪能じゃないから。

言葉が解らない音楽で、人の心を動かせる気がしない。
相方のように洋楽を唄っても、発音も悪いし・・・・

でも、多くの日本人は本当に英語の曲を理解しているのだろうか?
ビートルズのファンは多いけれど、その殆どは薀蓄の方が多い気がする。
実際、相方が唄うビートルズの唄は『良い曲』だと思っても、
唄の内容で心を揺さぶられた経験が無い。
相方が一生懸命唄っても、正直なところ僕の心には響いてこない。

唄のテクニックじゃない。
心の叫びみたいなものを感じないのですよ。
そう言う意味で長渕剛や玉木浩二などは、ぐいぐいと入り込んでくる。
こんな唄い手になりたいなぁ・・・・なんて、この歳になっても思う。

で、今年は何かを伝えようと・・・・
唄ではなく、皆で楽しむ音楽。
それもお年寄りが、笑顔でワイワイやるようなイベント。
そんな事をずっと考えていたのです。

なんか、今年はそういう事で、自分の人生も変わる気がします。
思い残すことが無いように、この夏は11月の『The North Journey』に向けて
精力的に動いて、準備するつもりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創意工夫

2017年08月06日 | Weblog

8月に入って、もう1週間が過ぎちゃった。
今月は夏休みがあるので、その前に仕事の切りを良くしておかないと…。

月曜日は週初めの朝礼があるのだけれど、僕はいつも参加しない。
それでも昨日、所長にメールを送っておいた。
それは、黙って皆の仕事のやり方をチェックしていたから。

僕が直接、問題点などを指摘しても良いのだけれど、
僕は今の職場では、アドバイザーと言う立場なので、
余程のことが無い限り、現場作業には手を貸さない。

仕事のやり方を教えて、それを実行するのは彼ら。
僕は1週間、それをどう工夫して実行しているのか?
嫌らしいようだけれど、その様子を現場に行って雑談しながらチェックしている。

前回の仕事で、クライアントから苦言を言われた事を、
どうやって修正するか?
例えば製品に指紋や傷をつけないようにするにはどうしたらいいのか?
ネジの閉め忘れや、付け忘れをどうチェックするのか?

僕がアドバイスしたのは、2つだけ。
『台数分の図面を用意して、部品やネジを1台ずつチェックする事』
『一人では無く、チェックは他の人にやって貰う』

やり方に関しては、自分達で工夫すればいい。
その目的が何なのか?を考えれば良いのであって、
僕が言った通りにやれとは言ってない。
むしろ
『こうした方がやり易い、抜けが無い』
という、自分たちで考え、工夫する事が大事なのです。

前の会社で『改善提案』なる事をやっていたが、退職するまではバカにしていた。
そういう『創意工夫』という事を普通に、当たり前にやっていたからなんですね。

ところが1週間、連中の仕事ぶりを見ていて、やっぱり何もやっていない。
『上手く組み上げればいいや…』
みたいな、甘い考えが垣間見える。
それで、僕が言った事をどうやっているのか?聞いてみてくれと、
それも所長の口から話してもらった方が良いと思ったからです。

品質保証とか品質管理とかの意識が無い連中。
ずっと前に言われたことを、いまだにやって居なかったり、
今回の仕事ぶりを見て、今後も続けるのか?判断しないといけない。

問題意識をどれだけ持っているのか?・・・・ですねぇ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯電話とタブレット端末

2017年08月05日 | Weblog

携帯電話とタブレット端末を新しくしました

4年間使った携帯電話(写真左)、いわゆる『ガラ携』。
何にも不満が無かったのだけれど、電池が古くなって充電しても、電話をすると10分も持たない。
メールの使用でも1日持たず、気が付くと電源が落ちている。
そんなわけで電池を交換に行ったのだけれど、今はもう『ガラ携』の製造はしていないようで
電池交換して使い続けるしかないうえに、電池も2000円と高く、ちょっと考えてしまった。
それでこの際だから、大竹しのぶがコマーシャルしている老人用の『ラクラクホン』にしようかと
店員に見せて貰ったら、店員は普通のスマホと機能が変わらないうえに、『ラクラクホン』は
いわゆるワンセグ・フルセグのテレビ機能が付いていないという。
店員いわく、『ラクラクホン』との違いは文字が大きいだけで、大きさもスマホとほとんど同じ、
画面の設定で文字などを大きくすれば『ラクラクホン』よりもむしろ使いやすいと言う。

なるほど、実際にやってみたら言うとおりだった・・・・
携帯からスマホへは機種変更ではなく契約変更なので、価格も安くなるとのこと。
いずれ携帯からスマホに切り替える時が来るのは、時間の問題と思っていたから、
迷わずスマホを購入することにした。
ところが、これで完全に店員のペースに巻き込まれた。

持って行ったタブレット(写真右)の電池が切れて、充電してもらおうと思ったら
タブレットも4年使っているので、新しくしては?・・・・
と訊かれて、これに関しては不便さを感じていないからいいと答えたんだけれど、
それで『はい、そうですか。』と引き下がる訳がない。
タブレットではなく、dタブという機種に変更したら、今の料金より毎月1300円安くなるという。
スマホと同時契約で、さらに5000円の値引きが入る。
その上、気に入らなかったらタブレットにSIMカードを差し替えれば、今まで通り使えると言う。
画面はきれいだし、費用も安くなる・・・・
昨日の話じゃないが、断る理由が無くなって『あぁ、それじゃそうしようか?』
と、完全に店員のカモになってしまった。
これで持っていたクーポン券を使って、全部一括払いで6000円強の支払い。
購入したのがこれです。
左がSONY製のXPERIA(SO-02J)、カメラの画素数が2Mという代物。
なんと次女に買ってやった機種の最新版みたいです。
右は今回初のdタブ。いわゆる『電話が出来ない大きなスマホ』。
画面はきれいでもち運びにも丁度いい大きさなのだけれど、一つだけ難点があって
文字入力に50音のキーボードが出て来ない。
つまり携帯電話やスマホのように、文字を打つ場合に何回もキーを叩かないとダメ。
これが嫌でタブレットを購入したので、ちょっと不満。

結局、今までのタブレットを使いながら、新しいdタブは慣れるまで秘密基地のWi-hiで使うことにした。

これだけで終わればよかったのに、今度は三鷹の自宅の光ファイバーをドコモにするという提案。
これで毎月2000円安くなるので、前からやろうとしていたのだけれど、
面倒な手続きをするのが嫌で、諦めていた。
ところが、これのキャンペーン中で契約すると20000ポイントを貰えるという。

この手続きの説明で長い時間を費やし、帰宅したのが7時半。
なんと6時間半もドコモショップに居たのです。

まぁ、爺さんになるとこういったことが良く判らず、面倒になる。
嫁さんにこの話をしたら、『フィルムを買ったのか?』『ケースを買ったのか?』
とうるさくて、言ってることが何だかよく判らないので
『今のスマホはカメラ機能が上がってフィルムなんて入るの?』
って訊いたら
『馬鹿じゃないの?画面の保護フィルムの話だよ!』
横で聞いていたらしい次女が、
『爺さん相手の会話だなぁ・・・』と散々バカにする。

最初から『保護フィルム』って言わないからだよ!
ふん、明日買いに行こう・・・・
でも、自分で貼れないんだよなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌な予感・・・

2017年08月04日 | Weblog

今日は月次の経営会議。
僕は幹部でもなければ、正社員でもない。
今の会社には『総合アドバイザー』としている立場なので会議には出席義務はない。
おまけに、毎回報告の資料に不備があって、社長の小言が絶えない。
そんな訳で僕は4月の会議に出た後は、3か月間会議に出ていない。

でも4月末が決算なので、5~7月の1/4半期が終わったところ、
そう言う意味では今日の会議はその報告と、今後の計画を話し合う会議。
社長とも3か月会っていないので、たまには・・・・
という感じで、朝のリハビリが終わった後にその足で事務所に向かった。

10時から社長を迎えての会議。
ところが資料を見て、また小言を言われそうな雰囲気。
3か月の決算報告は良いのだけれど、今後の受注計画や売上見込みの資料が無い。
案の定、社長が『こんなのじゃ、今日の打ち合わせの意味が無い』
と爆弾を落とす。
やっぱり、そうだよなぁ‥…何をやってるんだよ。
仕方なく、その場を僕が取り繕って居る間に、所長が計画をホワイトボードに書く。
なぜか社長は僕が何かものを言うと、耳を傾けてくれるのです。

会議は何とか終了して、皆で昼食を食べに出かけた。
その時の社長との会話
僕:『暫く本社の会長に会っていないので、顔を出したいんですけれど・・・・』
社長:『うん、そうだね。顔を見せたら会長も喜ぶよ』
僕:『色々、話したいことがあるので・・・・』

この話したい事と言うのは、僕の引き時の相談。
ところが社長はそう思って居なくて、話がかみ合わない。

社長:『それじゃ、近いうちに山梨で会議を設定するから、それに出席すると言う名目で・・・・』
僕:『いや、ただ1年以上会っていないので、顔を見せるだけです』
社長:『だから、会議に出るために来たと言えば良いだろう』
僕:『会議なんて、僕はそういう立場じゃないです』
社長:『何の用もなく山梨に来るのもおかしいだろう?』

会議に出たついで・・・・
なんて言ったら、この先も仕事を続けるって会長に思われて、
僕の言いたい事も、言えないじゃないか・・・・!
ただでさえ、山梨の会長と話をすると会長のペースに巻き込まれて、
自分の考えている事と違う方向に進んじゃうんだから。

今の仕事も、なんだかんだ理由を付けて断ろうと思っていて、
僕:「就業時間だとか、他人の決めた時間で生活するのが嫌だ」
会長:「それなら、好きな時間で働けばいい」
僕:「私のような変人は、組織に向いていないのですよ」
会長:「会社なんて、変な奴が居ないと変われないんだよ」
僕:「やりたいことが沢山あって、気持ちが固まらない」
会長:「君は、芝居やったり音楽やったり、フラワーアレンジしたり・・・芸術家なんじゃないのか?」
僕:「・・・・・」
会長:「芸術なんてごちゃごちゃ考えてやるものじゃないだろう?」

僕:「・・・・・」
と返す言葉を失う。
こんな感じで、何か言うたびに、こっちの言い分を聞いては、
それに対して言葉を返されて、反論できなくなってしまった。
そんなやり取りをしているうちに断る理由が無くなっってしまうと、すかさず、
会長:「それで、いつから来るんだ?」
僕:「とりあえず、退職して暫くのんびりしたいです」
会長:「それじゃ、退職した翌月からでいいな?」
僕:「・・・・・」
会長:「宜しくな!」
と、握手して会長は次の予定に行ってしまった。
完璧に相手のペース、勝負にならなかった・・・・
結局、今の仕事を引き受ける事になった。

だから、仕事の延長で会いに行くのは、何だか墓穴を掘りそう。
頼られるのは嬉しいし、悪い気はしない。
でも前と同じ展開では、また自分の考えが揺らぎそうな気がする。

僕は自分の時間を自分のために使いたい・・・・
そう会長に言いたいだけなんだけどなぁ。
嫌な予感がします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑えない笑い話

2017年08月03日 | Weblog

今日は所長である元同僚の車で、送ってもらい帰ってきた。
再就職先のある山梨に住民票を移して、普段は週末しか東京へ戻らないのだけれど、
明日は月次報告の会議なので、一日早く東京へ帰ってきたらしい。
毎日、山梨と八王子を往復していて、『タフだなぁ』って感心していたのだけれど、
流石の彼も、年と共に体力も衰えてきて、毎日山梨との往復は疲れると言うようになった。

そういう時は必ず、通りがかりの武蔵小金井まで車で送ってもらう。
その間に、車の中で話す事と言うと、殆どが今の事業所の運営法についての話。
事業所の連中に『仕事のしかた』をどう教えるか?が、話題の中心。

ここでおかしいと思う方もおられるでしょう。
そう、普通は『仕事』を教える。
ところがあまりにもレベルの低い、意識の低い人間には、
普通に『仕事』を教えても通用しない。
つまり『仕事の仕方』を我々が考えないとならないのです。

事務所のメンバーが居る所では、出来ない内容なので、
車で一緒に帰宅する時が唯一の作戦会議の場になる。

僕:『なんかさあ、若い頃に行った職業訓練校の事を思い出しちゃったんだよ』
所長:『おぉ、実は俺も同じ事を思ってたんだよ』
この時、初めて知ったことだけど、僕と所長は似たような経歴を持っていた。
僕:『職業訓練校の、連中に物を教えて居るみたいな気分なんだよなあ』
所長:『うん、そうだね。』

ここで職業訓練校の話。
職業訓練校と云うのは、職業安定所が仕事に就く為の技能を教える訓練校。
基本的に、授業料は無料で、僕と所長は一旦就職したあとに入校したから、
1年間の職業訓練期間は、失業保険が丸々下りる。
それで『勉強しながらお金が貰える』という事で、通ったのでした。

ところが、僕が通った自動車整備科や、所長が通った機械科の受講生の殆どが
中学校卒業、もしくは高校中退といった連中だった。
特に僕の通った自動車整備科は、ほぼ7割が暴走族や、鑑別所や少年院に居たような連中。

馬鹿にする訳じゃないけれど、こいつらは小学生並みの国語力と、
小学校低学年程度の算数しか出来ない人間ばかりだった。

僕は高専、所長は大学卒業の上に、受講したのが24歳だったので、さすがにプライドがあった。
『こいつらに、何一つ負けてはいけない』
と思って、テストは毎回ほぼ満点。
そのお蔭で、連中からはいつも尊敬され、喧嘩を売るような奴も居なかった。

それでも荒くれ共、ちょっとしたことで喧嘩になる。
顔を寄せ合って、まさに暴走族のにらみ合い。
そういう時も、僕が割って入って仲裁に入る。
でも、そうすると『先輩の顔を立てて許してやらぁ・・・』って感じで喧嘩が収まる。
何回かそんな事を繰り返すうちに、僕の前ではイザコザを起こさなくなった。

本当はね、僕が奴等と喧嘩したらボコボコにされたかも知れない。
そういう意味では、何だか不思議な礼儀をわきまえた連中でしたね。
そんな可愛い連中だったから、何とか一人でも多く国家試験に受かって欲しかった。

そういうわけで、僕の受講期間の半分は、この連中に『算数』と『理科』を
教えながらの毎日だった。
職業訓練校の先生は、合格させるための授業はしてくれません。
そういう事を望むのなら、民間の学校へ行きなさいというスタンス。
たしかにそうだなって、その時は思いましたね。

この話は長くなるのでこれ以上は割愛しますが、
とにかく『算数』の加減乗除すら判らない若い暴走族あがりの連中に、
自動車工学の基本のところの『力学』や『速度と加速度』を教えるのは、
想像以上に大変だったのです。

ところが、今はそれに近い感覚。
指紋を付けないために手袋をしろと言っているのに、
指の先に穴が開いているものを使用していて、それを僕が
『手袋、指先に穴が開いてるよね?』って言ったら、
『えぇ、この方が滑らなくていいんです』という答え。
『手袋は何のためにしてるの?』と訊けば、
『手を怪我しないようにしてます』と胸を張って、まじめな顔をして答える。
まるで、お笑いネタでもやっているような感じ。

品質保証、品質管理、作業効率なんて全く頭に無い連中。
そういう連中に『仕事の仕方』を教える。

僕:『何だか、凄く大きな壁にぶち当たった感じだよ』
所長:『そうだなあ・・・・』
僕:『いい大人だから、染みついた悪い習慣はなかなか取れない。職業訓練校の小僧たちより、厄介だよ』
所長:『そうだねえ、ははは・・・・』
僕:『ハハハ・・・・じゃねえよ!』

先が見えない断崖絶壁の下に立つ、二人。
笑えない、笑い話なのでした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もハワイ製アロハ、買いました♪

2017年08月02日 | Weblog

僕のコレクションでもあるアロハシャツ。
去年は還暦祝いに、娘たちから2着貰ったので自ら買う事は無かった。
その2枚をこの夏にデビューさせたので、今年もいいかな?・・・・
なんて思っていたのだけれど、やっぱり欲しくなる。

そんな訳で今年も、ハワイから直送、現地価格で販売と言う
ハワイのショップ『アロハアウトレット』からアロハを購入。
このお店、横浜の元町に出店が有るのだけれど、
電車賃かけてわざわざ行って、欲しかった物が置いてなかったり
食事でもしたら往復の電車賃と合わせると、もう一枚買えてしまうので、
いつの間にか、通信販売で買うようになってしまった。

これもこのショップの品質管理が信頼できるからですね。

今回購入したのは3着。
注文は5着したのだけれど、そのうち2枚はS・Mサイズが品切れ。
代わりの物を注文したら、今度は10月まで待つことになると言うので
2枚をキャンセルして3着だけの購入になった。

しかし、このやり取り、メールじゃなくて電話です。
最初、何処からの電話だか解らないので、出るのを躊躇ったのだけれど
出てみたら、今度はなんとなく変な日本語。
それでも丁寧な言葉使いで、事情を説明してくれた。

今時は殆どメールだけという通販ショップが多いのだろうけれど、
こう云う点でも、このショップ『アロハアウトレット』は信用出来ます。

さてこの3枚。

最初の1枚は、『TWO PALMS/ツー・パームス』という1973年に創立された、
ハワイアンウェアの老舗ブランドのアロハ、『パイナップルブロック/ブルー』Sサイズ。
いつもは、着た時にゆったりとするMサイズを購入するのだけれど、
この柄は少し体にぴったりさせても良いかなとSサイズにしてみた。


2枚目は、伝統的なハワイアンスタイルと柄に現代の実用的なデザインが合わさった
コレクションが特徴の『PACIFIC LEGEND APPAREL/ パシフィックレジェンド』製の
『エンジョイミュージック/アイボリー』Mサイズ。


3枚目は同じく『パシフィックレジェンド』製の『ギター/ネイビー』Mサイズ
ネイビーが鮮やかで、肌触りも凄く良い品物。

3枚とも素材はコットン100%、襟は開襟、ポケットは左胸1つ、ボタン素材はココナッツ 。
ポケットは柄あわせがしてあるというのが基本中の基本。
日本で売っているアロハは、柄あわせしていない物が多かったり、
色合いもどこか日本人好みのもので、僕のような原色を好む人間には物足りない。

アロハは長く着ても9月までかな?年間5か月は着ています。
僕はアロハが着られる夏が大好き。
アロ~ハ~♪ 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする