後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

花々を見て冷静になり、北朝鮮のことを考える

2017年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム
最近、北朝鮮の水爆実験や太平洋へのミサイル発射で騒然としています。
こういう時こそ冷静になり、この事態をゆっくり考えることが大切になると思います。
冷静になるためには初秋の花々の写真を眺めることが良いと思いました。
先週、京王フローラルガーデンで撮って来ましたが名前が全て分っているわけではありません。
そこで又KITAHOさんに教えを乞いました。彼は世界中から花の種を取り寄せて実生の花々を自宅や甲斐駒岳の麓の別荘で育てています。兎に角あらゆる花々の名前、原産地、学名、交配の歴史などなどに精通しているのです。植物学者ではありません。嗚呼、こういう方が世の中に居るのですね。
彼は『KITAHO のデジカメ散歩』http://kitaho321.blog25.fc2.com/ の管理人でもあります。一度、このブログをご覧下さい。
それはそれとして花々の写真をお送りします。

1番目の写真は白花睡蓮です。ヒツジグサとも似ていますが、ヒツジグサの交配種ではないでしょうか?

2番目の写真は黄花コスモスです。学名:Cosmos sulphureus、キク科 コスモス属 原産地: メキシコ.

3番目の写真はカンナ レッドクロスです。 Canna cv. American Red Cross.(交配種)
 カンナ科 原産地:熱帯アメリカ

4番目の写真はボタンクサギ(牡丹臭木)です。 学名: Clerodendrum bungei、クマツヅラ科クサギ属  原産地: 中国南部

5番目の写真はカンナ 黄花です。 学名 Canna generalis、カンナ科 原産地:熱帯アメリカ

6番目の写真はフヨウです。葉が大きいのでムクゲと、区別が出来ますね。Hibiscus mutabilis
アオイ科 フヨウ属 原産地: 中国

7番目の写真はヒューケラ カラーリーフプランツです。 学名:Heuchera、ユキノシタ科ユキノシタ属、原産地:北アメリカ 

このように美しい花々の咲いている地球に何故戦争が絶えないのでしょうか?
人間の性でしょうか?人間の本能で戦争が起きるのでしょうが、多くの場合は感情的な憎しみや領土欲が原因になっているとも考えられます。
トランプ大統領の北朝鮮への憎しみに満ちた発言を見ると感情的になっていることが明らかに分かります。
そして北朝鮮の金正恩委員長もアメリカを激しく憎み、大陸間弾道ミサイルに搭載する水素爆弾の実験に“成功した”と感情むき出しの発表をしています。
平壌市内では、市民たちの「万歳~!」という歓喜の声が響いたそうです。
アメリカは国連を動かして制裁を強化しようとしています。
しかし北朝鮮の国内の写真を見るとその生活レベルが急速に改善されている様子です。北朝鮮は水爆やミサイルを開発しながらも国民の生活は間違いなく良くなっている様子です。
北朝鮮の2016年の貿易額の92.5%は中国との取引です。金額は60億5600万ドルもあるのです。
この中国はアメリカと太平洋の覇権を争い航空母艦を更に2隻、建造中です。
こういう状況では中国はアメリカの敵国の北朝鮮が水爆搭載の長距離ミサイルを開発することを陰で支援するのは当然ではないでしょうか?
中国は北朝鮮への原油供給を削減し、北朝鮮からの石炭の輸入を減らす一方で、北朝鮮へ中国の代わりになる国々を斡旋しているに違いありません。
なにせアメリカ本土に到達する核弾頭ミサイルを北朝鮮が開発することは中国の国益にかなうのです。
同じことはアメリカの仮想敵国のロシアも同様と考えられます。
従って、冷静に考えれば北朝鮮は遅かれ早かれアメリカ本土に到達する核弾頭ミサイルを実戦配備することは自明のことです。
問題はそのミサイルを発射させないように北朝鮮の経済の海外依存度を拡大しておくことではないでしょうか?
戦争が始まれば生活が苦しくなります。その恐怖が戦争抑止力になります。北朝鮮の国民がそのような心理状態になることが上策ではないでしょうか?
経済封鎖を強化されて日本が真珠湾攻撃をした愚かさを忘れるべきではないと思います。

それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)