思い出ばかり書いているのは老人の悪い傾向です。と知りながら今日も書きます。安曇野の風景と大きな水車の思い出です。思い出すたびにすがすがしい気分になります。元気が出ます。そして老境を格調高く生きることが出来るのです。
1番目の写真は残雪が輝く北アルプス連峰です。
写真の出典は、https://www.kabegamikan.com/p/i.php?url=www.kabegamikan.com%2Fimg%2Fna14%2F169619.jpg です。
2番目の写真は北アルプスの麓に広がる水田の風景です。写真はインターンットからお借りしました。
続いて自分が2017年6月に撮った安曇野の清流と水車の写真をお送りいたします。
3番目の写真は訪れた安曇野の山葵園の脇にある美しい流れの光景です。
川底の藻がゆらゆら揺れていて、その左右に揺れる様子から流れる水流の早さがわかります。北アルプスの高い山々の雪解け水が安曇野に湧き出しているのです。
4番目の写真は清流に水車がある風景です。
5番目の写真は水車の構造が頑丈に出来ていることを示す写真です。
水車の羽根が水流で押され水車がゆっくり回り、水車小屋の中の粉ひき用の杵がゴトン、ゴトンという低音がのどかに聞こえています。
この水車は以前に、黒沢監督の『夢』の撮影に使用された水車です。
水車の遠方には残雪の山並みがあり近景には緑の水田が広がっています。本当に美しいものです。
このような風景を常日頃思い出していると、この世の欲から解放されて老境が格調高く過ごすことが出来ます。
ついでに私が心がけていることを書いておきます。
それは他人を憎まず他国を蔑まないことです。
老境になると社会から離れるので仕事の上での他人との確執が無くなります。自分を悲しい目に合わせた人のことも次第に忘れます。老境になると誰でも他人を憎まなくなります。
そして恩人たちへの感謝の気持ちが一層強くなってくるものです。すべてのことに感謝の気持ちが強く湧いてきます。自然に湧いてきます。
しかし毎日見る新聞やテレビでは他国を悪いと非難したり、憎しみをかき立てる扇動的な報道があります。
他人を恨んでいたり、他国を非難している限り格調の高い老境を過ごすことは不可能です。
旅をしてホテルに泊まるときはクラシック・ホテルに泊まる。サービスの質を重大視しています。このようなホテルや旅館は少し高価なことが多いようですが我慢します。
まだまだ書きたいことが沢山ありますが、それを割愛するのも格調の高い姿勢なのかも分かりません。これで終わりにします。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)