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つい10日前行った大雪山系旭岳、紅葉時期を迎え、山腹でナナカマド、ダケカンパが赤、黄色に色づき、紅葉最前線をたっぷり見てきた。
一方、先日の東京はは30℃を越える猛烈の暑さがあったと思えば、昨日は最高気温も20℃を割る寒さであった。寒冷地仕様の作りの輩にとっては暑さより寒いことは結構なことであるが、1日で10数度以上の温度急変は異常と言う他ない。
こんな寒さの到来は旭岳でも29日に初冠雪があったようで列島全体が急ぎ足で季節の変化を迎えているようである。
広大な規模の花畑と360度開いた眺望を楽しんだ周回コースが雪つもり、吹き溜まりの場所によっては膝を没する程の所もあり、人気の無くなった小屋後にはユキウサギやキタキツネの足跡がついているようで、現地では一足早い冬モードを迎えているようである。
それにしても、北の屋根の秋は短く、そんな僅かな季節の特定スポットに霧もなく、紅葉を見られたのは幸運と言わざるを得ない。
北海道のほぼ中心に位置し、2290mの旭岳を最高峰を中心に連なる山々は大雪山と総称されているが、その山地の広さは日本一と言われ、山頂から広がる、その壮大さは感動ものであった。
その生の姿の温もりが消えない内にアップしてみた。
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旭岳