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あんな嫌がっていた幼稚園が、今や大事なフィールドに変わり、幼稚園バスに迎えられ毎日楽しく通っているようである。その様子を許しを頂き、幼稚園での体操教室を参観させて貰った。体育館の2階の観覧場所から、そろいの体育着と紅白の帽子かぶったちびさん(年少組)が輪飛びから跳び箱など元気良く、走り、飛ぶ姿を高いところから見ることができた。
予め、ジジババが行くよと言って居たので、我々が行ったのが直ぐ判り、下から見上げる様にしながら手を振ってこちらにサインを送っている余裕振りに、ホットした。
次から次へとやってくる保護者は若いママさんばかり、ご自慢のご令嬢、ご令息の姿に手を振っているが、そんな中でちびさん達は晴れ舞台に多少、観客を意識しながらも、次々にハードルを越え、頼もしい姿に、改めてその成長ぶりに驚かされる。
そのちびさんを幼稚園でピックアップ、折角来たので、そのまま車で2、30分の港横浜に行ってみた。
所が朝早くからのお出迎え、幼稚園での行事ラッシュに、そのエネルギーも燃焼尽きたのか、流石に動きも鈍く、幼稚園で先刻までキラキラ輝いていたのとは全く別人間のように電池切れの状態になってしまった。
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赤煉瓦当たりを歩いたていたが 秋の日は短く、ご覧の観覧車もネオンに輝くように周囲はいち早く暗くなってきた。
何とかこの鮮やかな明かりの色に、だましだまし、繋いでいたが、足どりも怪しく、もう歩くのも限界、抱っこしてやったが、体から伝わる温かさと、疲れに直ぐに眠りについてしまった。
重い、重い、既に14、5㎏のこの重さにこの子の発育振りと、スヤスヤと気持ちよく寝る未だ残される幼さが、抱いた胸に直に伝わってきた。