11号台風本土上陸で正にバケツをひっくり返した物凄い降雨で、
あちこちで浸水した。
その台風一過で、どうやら梅雨明け宣言した。
35、6℃の熱気が一気に襲いかかり、その熱気が建屋に残り、
サウナ風呂のようである。
朝の散歩も、前日の熱気が残り、猛暑から解けそうもない。
土地開発がガンガン進み、豊かな自然に建設重機の大きな爪が
立てられ無残にも、どんどん掘り起こされる。
分譲の旗がなびく中、新しい建物が建ち、瞬くまま入居者が
埋まっていき、その風景がどんどん変わっていく。
伝来の肥沃な土地は野菜、米造りの耕作地帯が見る見る減っ
ていく。炎天下、土にまみれる後継者不足で、手放してし
まうのであろうか・・・。
そんな変貌する周辺に此処だけは集落の様子を僅かに留める。
廻りに高い構造物がないので火の見やぐらが目立つ。
その背後にこんもりとした森と更にその先にグリーン
のネットが天空高く張られているのはゴルフの打ちっぱなし
である。
一方、手前は整備されて間もない、舗装道路が広大に
開発された宅地に結ばれる。
それほど高くない、火の見やぐらに、頂上の踊り場に、
半鐘がぶら下がり、周辺地域の火災発見から、住民へ
の通報を告げる、仕組みが残されている。
恐らく活躍の場はない、やぐらの半鐘に、
『こいつは何であろうか?』 と、からすの止まり
場となっている。
やぐらの直下にある建屋の半面が、一面蔦に覆われ、
その物凄い繁殖力に、完全にその姿を隠してしまっている。
窓の部分が、黄色く、蔦は薄くなっているが、その繁殖力に、
完全に埋まりつつある。
その怪しげな建物は厳めしい、消防団の建屋で、あることが判った。
勢いをました蔦は建物をすっぽり覆い被さりそうであった。
静かな集落に、半鐘の乱打、喧騒の世界にならない、火防の備え。
今頃、火の見櫓、時代の風物詩が時を告げている。
あちこちで浸水した。
その台風一過で、どうやら梅雨明け宣言した。
35、6℃の熱気が一気に襲いかかり、その熱気が建屋に残り、
サウナ風呂のようである。
朝の散歩も、前日の熱気が残り、猛暑から解けそうもない。
土地開発がガンガン進み、豊かな自然に建設重機の大きな爪が
立てられ無残にも、どんどん掘り起こされる。
分譲の旗がなびく中、新しい建物が建ち、瞬くまま入居者が
埋まっていき、その風景がどんどん変わっていく。
伝来の肥沃な土地は野菜、米造りの耕作地帯が見る見る減っ
ていく。炎天下、土にまみれる後継者不足で、手放してし
まうのであろうか・・・。
そんな変貌する周辺に此処だけは集落の様子を僅かに留める。
廻りに高い構造物がないので火の見やぐらが目立つ。
その背後にこんもりとした森と更にその先にグリーン
のネットが天空高く張られているのはゴルフの打ちっぱなし
である。
一方、手前は整備されて間もない、舗装道路が広大に
開発された宅地に結ばれる。
それほど高くない、火の見やぐらに、頂上の踊り場に、
半鐘がぶら下がり、周辺地域の火災発見から、住民へ
の通報を告げる、仕組みが残されている。
恐らく活躍の場はない、やぐらの半鐘に、
『こいつは何であろうか?』 と、からすの止まり
場となっている。
やぐらの直下にある建屋の半面が、一面蔦に覆われ、
その物凄い繁殖力に、完全にその姿を隠してしまっている。
窓の部分が、黄色く、蔦は薄くなっているが、その繁殖力に、
完全に埋まりつつある。
その怪しげな建物は厳めしい、消防団の建屋で、あることが判った。
勢いをました蔦は建物をすっぽり覆い被さりそうであった。
静かな集落に、半鐘の乱打、喧騒の世界にならない、火防の備え。
今頃、火の見櫓、時代の風物詩が時を告げている。