春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

逢いたい気持ちが ままならぬ

2011-07-27 15:43:00 | 北海道旅行

逢いたい気持ちが ままならぬ
  北国の街は つめたく遠い
  粉雪舞い散る 小樽の駅に
  ああ一人残して 来たけれど
  忘れはしない 愛する人よ♪♪・・・♪

聞き覚えのある、歌詞のイメージから
雪降る冷たく最果ての僻地での
逢いたくても逢えなかった切ない気持ちを
この小樽の駅でのロマンを唄ったのであろうか
ホームは2階で改札からその姿は全く見えず
その情景は窺い知れなかった。


「うわ~みごと」改札を見上げると見事な飾り物が賑やかに、目を奪われる。
大きな駅舎の改札口は見上げれば高い吹き抜け
ガラス張りの壁に鉄道の大事な信号を告げる
カンテラが釣り下がり、鮮やかな絵姿がホールを飾っている。


「むかい鐘」
上り列車は2打。下り列車は3打
「10数分後に列車が到着するよ~」
と到着予告を告げる鐘の音は今でも、打ち鳴らせば「かーん」と言う
澄んだ金属音が人、車で賑わいを見せる喧騒の中、響きわたる。

旅客は一杯の荷物を担いでホームへ急ぎ
出迎え人や行商人はその鐘に
吐き出される降車客との出会いを待ち受ける。

旅の始まりはこの鐘の音から始まった。

明治の時代から、大正そして昭和40年(1965)まで、時の過ぎ行くまま、列車の到来を人々に
告げていたのである。

かっては「北のウオール街」と船の輸送での小樽港が隆盛を究めたその、運河、歴史を語る建物に観光客が此処小樽を訪れ賑わいを見せている。
その駅舎も大事な役割を果たしている。

小樽での旅の出会いで、小樽駅を書いてみた。
道央の旅「小樽編」

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