春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

師走の狂乱

2014-12-31 22:26:00 | 多摩の四季

写真で見える真っ赤な「上」の文字が角上魚類である。
その左のバイパスが車で埋まっている。

日野バイパスで大渋滞を起こしている。
何かと思ったら、バイパス沿いに生まれた魚専門の大型店舗、
角上魚類に買い物客が殺到している。
年末から年始に新鮮な魚を食べたいとの想いが、この時期に
重なる。
アベノミックスと巷で騒ぐが、一向に景気が良くならず、
円安からじわじわ物価が上がり、景気回復を空言のようである。
そんな不景気風は何処へやら、せめても、この年末、年始には
背一杯、美味い物を食べてみたいと言う、ささやかな贅沢なの
であろうか。

それにしても凄い車列に、ガードマンが大量に動員され、
「列の最終」のプラカードで一生懸命、誘導しており、列の
後尾は税務署の所まで繋がっている。

元より、店舗の駐車場があるが、それでも裁き切れず、何時も
元旦の高幡不動の安全祈願で使う、駐車場まで臨時に使い、
大量に殺到する車列を裁いている。
しかし、一向に進まぬ車の行列に痺れを切らし、店舗の出入り
口付近に不法駐車も生まれ、お店とは関係ない一般車まで、
巻き込み、喧騒の状態になっている。


新潟の寺泊から、直送で鮮度を大きな売りに、色々な漁獲類
が賑わしている。
真っ赤な毛蟹が一杯、3500円。貧乏人にはちと、届かぬものも、
この日ばかりは贅沢三昧で、勢いで買ってしまうのであろうか
羨ましい限りである。


すけとう鱈、始め多種の魚が陳列品に賑わす。

雑踏の熱気で盛り上がる店内から、それぞれ、ポリの袋を下げ、
車に帰る。透明袋から、握りの姿が透けて見える、皆、それぞれ
嬉々とした顔で、賑わす食膳に想いを浮かばしているようである。

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