575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「逆選句」・・・されたら超怖ーい。        愚足

2005年11月21日 | Weblog
 小林恭二著「俳句という遊び」(岩波新書)を読んでいて、「逆選句」というのを知りました。
 有名俳人の句会記録の楽しい本ですが、その句会で「正選句」だけでなく「逆選句」もすると言うルールを知りました。つまり、良い句を一句正選+1点、ダメと思う句を一句逆選句として-1点していました。
 それぞれ 被講の時理由を述べるのでしょうが、つらいですよね。下記は「金」というお題で作った句です。正選・逆選を一つずつ選んでみては。
 出席者は飯田龍太・三橋敏雄・高橋睦郎・安井浩司・坪内稔典・小澤實・田中裕明・岸本尚毅・小林恭二氏です。

  1 筍で儲けし銭やちよと遊ぶ        岸本   ++
  2 そのなかの金(くろがね)の鯉の先頭に  小澤   -
  3 すかんぽや雨たのしめる金盥       小澤   ++
  4 山国の甲州金ぞ春の闇          三橋   -
  5 金運の乏しささらさら葉桜は       坪内   --
  6 木蓮や銭はかならず道に落つ       安井   +++
  7 菊根分けつつ銭金の話など        飯田   +-
  8 大虻に足を吸はせて金満家        田中   ---
  9 生きているように蝶見せ金気水      田中   +-

 いかがですか? 逆選するのは超たのしいし、されたら・・・
 答えは近日中に「コメント」で。    
  
コメント (8)
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鯖ずしの花折峠越えにけり   遅足

2005年11月21日 | Weblog
先日、京都の紅葉を見物に行ってきました。
帰りは大原から鯖街道を北へ。
途中峠をトンネルで越え?、また峠に。
花折(はなおれ)峠という名でした。
優雅な名前ですね。
ここで昼食。お店の名も「花折」。
鯖ずしを頼みました。

   

お腹一杯。美味しかった。

  鯖街道京まで遠ても十八里

お店の箸袋に書いてあったものです。
お値段は1560円でした。




  
コメント (3)
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