一人2句。20句が集まりました。
霜降りて無言の大地生まれたり
霜降りる遠き母への贈り物
満月に火星の寄りて霜の声
遠吠えの止みて地を這う霜の声
頬赤き子等の走りぬ冬田道
寝床からイヨッと起きて霜柱
柿たわわ村はひっそり昼下り
霜晴れや鶏冠争い立ちにけり
霜柱俺関東のアナウンサー
初霜やひそかに下る老いの坂
履き初めのシューズは軽し霜の音
子の肌の熱さなつかし霜夜かな
銀杏の葉踏まぬように自転車ゆく
冬晴れや塔清らかにそびえ立つ
落ち葉踏む足は十本孤独げに
ひとつぶのひかり霜月祭かな
真鶴や烏賊釣り舟に鳴く烏賊の
あけびづる聖夜飾りを作らむか
初霜やようよう成りし逆上がり
霜解けて血の滲みたる羽毛かな
どの句がお好きでしょうか?
575の会以外の方も選句してみて下さい。
差し支えなければ、コメント欄へ。
柿たわわ村はひっそり秋の暮の句の
秋の暮は、昼下りの間違いでした。
ごめんなさい。
遅足
霜降りて無言の大地生まれたり
霜降りる遠き母への贈り物
満月に火星の寄りて霜の声
遠吠えの止みて地を這う霜の声
頬赤き子等の走りぬ冬田道
寝床からイヨッと起きて霜柱
柿たわわ村はひっそり昼下り
霜晴れや鶏冠争い立ちにけり
霜柱俺関東のアナウンサー
初霜やひそかに下る老いの坂
履き初めのシューズは軽し霜の音
子の肌の熱さなつかし霜夜かな
銀杏の葉踏まぬように自転車ゆく
冬晴れや塔清らかにそびえ立つ
落ち葉踏む足は十本孤独げに
ひとつぶのひかり霜月祭かな
真鶴や烏賊釣り舟に鳴く烏賊の
あけびづる聖夜飾りを作らむか
初霜やようよう成りし逆上がり
霜解けて血の滲みたる羽毛かな
どの句がお好きでしょうか?
575の会以外の方も選句してみて下さい。
差し支えなければ、コメント欄へ。
柿たわわ村はひっそり秋の暮の句の
秋の暮は、昼下りの間違いでした。
ごめんなさい。
遅足