575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

月  水底に夢の国あり後の月  遅足

2005年11月02日 | Weblog
後(のち)の月 

陰暦9月13夜の月。8月15日の名月とともに
お供えをして祭る風習があります。

子供の頃、母の在所で見た明るい月を思い出します。
影踏みという遊びもありました。
月光がつくる影を踏む遊び。
今、思うと、とても幻想的な遊びですね。
月には兎が住んでいると教えられました。

     
   

秋も深まり、空気が澄み切った夜、満月ではなく
少し欠けた月をめでるのも、日本人のセンスですね。

連句の3句目は、絵巻を大きく展開していく役割が
求められているそうですが、力不足でした。

                       遅足
    
コメント
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