575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

連句をはじめましょう。

2005年11月28日 | Weblog
また、連句を始めたいと思います。
発句は、僭越ながら遅足の句で。

発句  南天や京の小路を踏み迷う  遅足

前回と同じ、久々さん、長良さんと3人で、
3句目までスタートします。
飛び入り歓迎です。コメント欄を使って、付けて下さい。
一応、捌き役は、遅足ということで。

脇は久々さんにお願いします。
南天が冬の季語なので、冬。
続いて、3句目は雑です。

  先日、京都に行ってきました。
  ちょっと小寒い日でしたが、
  足にまかせて東山界隈を歩きました。
  丸山公園あたりには、平安時代、
  尾張氏のお寺があったそうです。
  そこから小路に迷い込みました。
  袋小路の行き止まりには、
  道元禅師荼毘の地という立て札が。
  京の奥は深いです。
    その時の一句です。  
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うずくまる薬の下の寒さ哉          丈草

2005年11月28日 | Weblog
 この句の意味が分からなくて、久しぶりに芥川の「枯野抄」を読みました。
 というのも、芭蕉は病床で弟子の伽の句の中から「丈草出来たり」と、この一句のみを褒めたと言う事ですが、私には句の意味もましてや良さもさっぱり分からなかったからです。
 結果、懐かしい芥川の臭いは嗅ぐ事が出来たのですが、句の理解は出来ませんでした。どなたか句の解釈をしてください。
 因みにこの句の載っていた歳時記で山本健吉氏は、「個を超えた真実を、丈草のこの一句に見ることが出来る」と申しておられました。
                            愚 足 
コメント (2)
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