575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

またまた雪です。  遅足

2005年12月18日 | Weblog
朝、目を覚ましたら雪。
庭も雪景色。



テレビは、これから、まだまだ降ると
言っています。

現在、午前10時、雪はやみ晴れています。
ああ、お日様はいい。

 うすうすと花のかたちに溶ける雪  遅足


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わが心澄みゆく時に詠む歌か詠みゆくほどに澄める心か 牧水 

2005年12月18日 | Weblog
若山牧水の歌です。
こんな風に俳句が詠めたら素晴らしいでしょうね。

ありのままに、子供のような目で作る。
常識や知識でつくった俳句は、なぜか、魅力がない。

ある画家の言葉。
「あることの不思議」を描く。
同じことを言っているのでしょうか。

  

仏教で心眼と言います。
知識を捨て、対象と自己が一つになる。

 夢の世に葱を作りて寂しさよ 永田耕衣

同じ作者の句

 しみじみと牛肉はあり寒すずめ

ありのままに詠むという考え方には、
日本仏教が深く根を下ろして
いるのではないでしょうか?

せめて子供の目に戻りたいなあ・・・


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