575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

歳祝いに、歳時記をいただきました  (鳥野)

2006年09月15日 | Weblog
歳時記も持たず、俳句に立ち向かおうとい不心得者に、待望の書が贈られたのです。
それも、垂涎の「角川俳句大歳時記」が、です。

早速開いてみて驚きました。季語がこんなにも多く、そのうえ例句の膨大なことに。
”月”を引いてみると約150句、傍題も入れると20ページ余。おいしそうだからと、”柿”の項を見れば、基本季語の部だけで50句あまり。

句作の心得の第1条に「手垢のついた言葉は避ける」とあるのだけれど、いったいどうすりゃいいの。一丁前に悩んでいます。

今更ながらに難しい季語。しかし俳句とは?という問いには明確に「575に当てはめて、季語を入れる短詩」という答え。
”自由律、無季にもそれなりのよさはあるけれど、初心者はまず、有季・定型から”という基本から出直さなければ。

そういえば、この会も「575の会」でした。フンドシ締め直します。?。

 大歳時記・秋の巻頭句

   秋風の吹きわたりけり人の顔  鬼貫

   とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな  汀女
                           

                     
コメント (2)
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