歳時記の秋の部を読もうと開いて飛び込んだのが
「此秋は何で年よる雲に鳥」 芭蕉
の一句。とても気になる句ではないか。
調べてみると、この句を作ったのは元禄七年九月二十六日「笈日記」に「旅懐」の詞書で記されていて、芭蕉は十月十二日に息を引き取っているので日々容態が悪くなる中での句作。死の直前の句という。
芭蕉はすでに上・中の「此秋は何で年よる」は出来ており下の五文字を得るために苦しみぬき、死の床で「寸々の腸をしぼる」とまで言ったそうである。
そして「雲と鳥」を得た時自賛の言葉をもらしたという。
芭蕉の句作への執念を垣間見る思いがした。
どうですか皆さん。「此秋は何で年よる○○○○○」 に腸を絞ってみては?
「此秋は何で年よる雲に鳥」 芭蕉
の一句。とても気になる句ではないか。
調べてみると、この句を作ったのは元禄七年九月二十六日「笈日記」に「旅懐」の詞書で記されていて、芭蕉は十月十二日に息を引き取っているので日々容態が悪くなる中での句作。死の直前の句という。
芭蕉はすでに上・中の「此秋は何で年よる」は出来ており下の五文字を得るために苦しみぬき、死の床で「寸々の腸をしぼる」とまで言ったそうである。
そして「雲と鳥」を得た時自賛の言葉をもらしたという。
芭蕉の句作への執念を垣間見る思いがした。
どうですか皆さん。「此秋は何で年よる○○○○○」 に腸を絞ってみては?