今日は立春から数えて八十八日目。
この頃までは、霜が降りたり、強い風が吹いたりしますが、
八十八夜を過ぎると、霜注意報も出なくなり、
農作物への被害も少なくなると言います。
定年後に家庭菜園を始めました。
八十八夜の別れ霜という言葉もあるようで、今が苗を植える時期です。
休日ともなれば、農協の売り場は人で一杯。
私も、胡瓜や南瓜などの苗を買って、植えました。
肥料は、申し訳程度、ほんの少し。
まさにヤラズブッタクリの農業。
でも、水を欠かさなければ、ちゃんと実ります。
土塊に八十八夜の地の力 遅足
八十八夜は春の季語。
手元の歳時記から最初の2句を引用してみます。
逢いにゆく八十八夜の雨の坂 藤田湘子
箸置に箸は八十八夜にて 川崎展宏
農作業が身近な出来事ではないため、
日常生活のなかでは死語の八十八夜。
八十八とか、夜という意味に、面白さを見出した句のように感じられます。
子供のころに覚えた歌。
夏もちかづく八十八夜・・・・
この歌の題は「茶摘み」だったかな?
そういえば茶摘みの時期でもありますね。
新茶が出回るころです。
新茶は夏の季語だそうです。
今日はから