575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

今日は八十八夜    遅足

2007年05月02日 | Weblog
 
今日は立春から数えて八十八日目。
この頃までは、霜が降りたり、強い風が吹いたりしますが、
八十八夜を過ぎると、霜注意報も出なくなり、
農作物への被害も少なくなると言います。

定年後に家庭菜園を始めました。
八十八夜の別れ霜という言葉もあるようで、今が苗を植える時期です。
休日ともなれば、農協の売り場は人で一杯。
私も、胡瓜や南瓜などの苗を買って、植えました。

  

肥料は、申し訳程度、ほんの少し。
まさにヤラズブッタクリの農業。
でも、水を欠かさなければ、ちゃんと実ります。

 土塊に八十八夜の地の力  遅足
 
八十八夜は春の季語。
手元の歳時記から最初の2句を引用してみます。

 逢いにゆく八十八夜の雨の坂  藤田湘子

 箸置に箸は八十八夜にて  川崎展宏

農作業が身近な出来事ではないため、
日常生活のなかでは死語の八十八夜。
八十八とか、夜という意味に、面白さを見出した句のように感じられます。

子供のころに覚えた歌。
夏もちかづく八十八夜・・・・
この歌の題は「茶摘み」だったかな?
そういえば茶摘みの時期でもありますね。
新茶が出回るころです。
新茶は夏の季語だそうです。

  今日はから




コメント (1)
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