575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

”それ”ってなーに     鳥野

2007年05月25日 | Weblog
つけ放しにしてあったNHKのラジオが面白いことを言っていました。

すでにご存知の方にはゴメンナサイ。

手毬うたの「あんたがたどこさ」

あんたがたどこさ、ひごさ、ひごどこさ、くまもとさ、
くまもとどこさ、せんばさ、と問答風に続きます。

せんばやまにはタヌキがおってさ、それをりょうしがてっぽでうってさ、にてさ、やいてさ、くってさ、
それを木の葉でちょいとかぶせ。(または、かくし)

 ここに飛躍と省略。「それを」のそれってなんだ?と、NHKの人は面白がっていました。

私も笑っちゃた。
答えはうふふっ。

俗謡とはいえ、しゃれていて奥ゆかしいよね。

  ・ この里に手毬つきつつ子どもらと遊ぶ春日は暮れずともよし
  
  ・ 霞立つ永き春日を子どもらと手毬つきつつこの日暮らしつ   良寛

毬つきは、遠い昔の遊びに成り果てました。
最後の一突きに勢いをつけて、背中に回した両手でちょいと受ける、懐かしいー。



 

コメント (4)
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