575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

吾影の吹かれて長き枯野かな  漱石

2007年12月23日 | Weblog

 明治40年の句  初めての本格的な小説・虞美人草を書き終えた頃とか。
 手帳に書き残されていたもの。

     

I LOVE YOU を俳句で・・・

春の川を隔てて男女(おとこおみな)哉  漱石

 大正4年の作   京都の木屋町に宿をとりて川向の御多佳さんに
          と、前書きが
 木屋町の北大嘉(きたたいが)に宿泊。
 御多佳さんは鴨川の対岸の祇園、大友の女将さん。祇園一の名妓。
 
 I LOVE YOU を、今夜の月は綺麗ですね と、翻訳したという漱石。
 この句にも、言外のものが含まれているようですね。


       (漱石さんの俳句・大高翔より)遅足


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こだわりのバタピーカノン聴く師走   朱露

2007年12月23日 | Weblog

  やめようやめようとバタピーを噛む。 
  パッヘルベルのカノンを聴いている。
  神様を信じている人の音楽はこうか。
  バタピーを噛むしかすることがない。


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